汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第488回 ソシャゲ・途中から・始められネーゼ

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第488回です。

 

友人からソシャゲを勧められたので断りました。

 

 

というわけではなく、ソシャゲをやるならリリース直後でないととてもじゃないけどやる気が起きないという話です。

ソシャゲって日々新しいキャラが追加されるのが売りじゃないですか。

それに加えて装備とか組み合わせアイテムも日々追加されていき、その組み合わせの数は膨大な量となるわけですよ。

 

もうね、わけわからんのですよ。

 

さらにソシャゲの宿命たるインフレが進んでたりするとこのわけわからなさは混迷を極め、そこそこのSSRより最近のSRの方が強いみたいなことが起こってしっちゃかめっちゃか。

下手に年数経ってるソシャゲだとスタートダッシュキャンペーンとかでドカッと石が渡されて、それで一気にガチャを回して溢れんばかりのキャラと装備!

誰にどれ付けたものかわからん!

 

[固有名詞]に[固有名詞]を[固有名詞]している時に[固有名詞]の[固有名詞]が[固有名詞]するみたいなことになってることがあり、本当に訳がわからない……。

 

それならば!ネットのパワーだ!集合知だ!

検索!このSSRにはどんな装備を付けたらいいんだい?

 

はい!今更このSSRを使ってるのはクソ雑魚ナメクジです!

こんなもん使うくらいならイベントでタダで貰えるSR使った方がマシですわ!

まぁどうしてもコレしかないんなら適当に強そうな装備載せときゃいいんじゃないすかね(笑)

 

割とマジでこういうのあるんですよ。

いやここまで露骨にボロクソ言うことはさすがにないですが、それっぽいことを書いてあることは結構あって、「かつては強かったですが今では見劣り」とか「これよりはイベントでもっと強いのが手に入ります」的なことが書いてあってスン…ってなってしまうことが多々あるんですよね。

 

ストーリーも膨大にストックがあってとてもじゃないが追いきれず、かと言ってスキップしまくると戦ってる理由がわからず、どうして俺は…俺はなんのために戦っているんだ……!と戦う理由がわからなくなってしまって楽しめない。

 

だからソシャゲはリリース直後しかできないんですよ!

わかりませんか?この感じ!

 

これ絶対わかってくれる人いると思うんですよ。

俺だけじゃない……よね?

 

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第487回 OSEの需要とは?

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ケンロクエンです。

 

おかげさまで第487回です。

 

OSE、オリジナルサウンドエディションというのをご存知でしょうか?

スーパーロボット大戦や最近よく出るジャンプ漫画のお祭りゲームなど、多数の版権キャラクターが登場する作品ではBGMもその作品ごとに応じたものが流れます。

しかしながらBGMにも著作権や版権料がかかるため、ゲーム中で流れるBGMは元々あったものを作り直したものが流れることがほとんどです。

それを色々な問題をクリアして本来のBGMを原曲そのまま使用したバージョンがオリジナルサウンドエディションです。

 

原作を盛り上げたあの熱いBGMがしっかり歌詞付きで流れるという演出にテンション爆上がり……かと言うと個人的にはそこまでではなかったりします。

というのも俺としてはゲーム参戦に当たってどんな風に曲が編曲されるかも楽しみの1つなので、そこで原曲そのままだと少しもったいないなぁと思ってしまうんですよね。

 

全てがそうとは言いませんが、BGMとして書き直された方が好き!という曲も結構ありますしね。

スーパーロボット大戦MXは本当にめちゃくちゃ曲が素晴らしかった!

 

そんでもってOSEのデメリットというかなんというか、個人的にこれはどうなの?と思う部分がいくつかあるんですけど、このOSEが出だしてから明らかにBGM選曲がオープニングテーマに偏りだした気がするんですよね。

 

元々体感8割から9割くらいこの手のお祭りゲームではオープニングテーマがBGMに選曲されるのは定番ではあったのですが、中にはそうでない作品もチラホラあるんですよ。

そうでない作品の共通点としてはオープニングテーマが比較的ゆったりとしているというもの。

 

そりゃバトルするんですからのんびりゆったりした曲がBGMだとイマイチ盛り上がりに欠けてしまいますよね。

ですがOSEが出だしてからはそうした「曲としては好きだけど、バトルBGMとしてはちょっと……」な曲もバンバン選曲されている気がします。

 

特に感じたのがスーパーロボット大戦Tでの機動武闘伝Gガンダム

採用されたBGMは後期オープニングテーマの「Trust You Forever」なのですが、この曲結構なゆったりテンポの曲なんですよ。

 

実際作中でも戦闘時のBGMとして使われたことはなかったんじゃないかなぁ?

 

それに加えてGガンダムにはめちゃくちゃ有名な必殺技を撃つ時のBGMがあるものですから、いざGガンダム参戦!でこのゆったりした曲が流れ出した時はアララ……とズッコケてしまいました。

即座にBGMを設定しなおしましたが、その後もGガンダムキャラクターが参戦してくるたびにBGMを設定しなおすことに……。

 

設定でなんとかなる作品はいいですけど、ゲーム内で採用されている曲がそれ一択しかなかった場合は……辛いことになりそうです。

 

それともう一つ。

高い!OSEはとにかく高い!

OSE=初回限定版的な感じなのでOSEのみならずさまざまな特典が付いてくることも相まって、だいたい値段が1.5杯から2倍くらい!

 

そのくせ最近のゲームですからカスタムサウンドトラック機能が普通に付いてたりするもんですから、そのほか特典がいらないなって人は通常盤買って自分でBGM差し替えすればいいのでは?

 

ということはOSEの値段の違いって……手間賃とか人件費?

 

うーん、たしかに膨大な曲数を全部差し替えるとなるとかなりの手間なのでわからなくもないですが……。

 

OSEが売れないから今後は通常盤だけ!ってのは俺としては許容範囲なのですが、OSEが売れない→ゲームそのものが売れないと判断されて以後規模縮小となるとたまらないので、なんとかOSEにも売れて欲しいところ。

OSEの良さ、需要が知りたいなぁ。

 

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第486回 好きなことを発信していこう!

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おかげさまの第486回です。

 

なんだかんだでTwitterのフォロワーが200人以上いるんですよ。

え?たったの200そこら?って思うかもしれませんが冷静になってみると200ってとんでもない数じゃないですか。

 

最初Twitterを始めた理由っていうのが追っている漫画やラノベの発売日を逐一調べるよりも、作家さんや公式Twitterをフォローした方が早いしラクって理由で始めたものですから、今こうしていろんな人と交流させてもらったり、自分がこうしてブログ書いて発信する側になるなんて思っても見ませんでした。

 

なんやかんやでフォロワーが増えてくると思うのが「ツイート連投したら邪魔じゃないかな?」ということ。

俺は典型的なオタク気質なので、好きなこととなると止まらなくなってしまいツイートをグォレンダァ!してしまいタイムラインを占領してしまいそうになってしまうので、日々適当なツイートをしつつもあんまり連投はしないでおこうと思っていました。

 

ちゃんとできていたかは疑問ですがね。

 

どうしても長々と書きたい時はブログで!というスタンスをなるべく守ってはいたのですが、ふと思ったのが自分が逆の立場だったらどうだろう?ということ。

 

もし自分がフォローしてる人がアレが好き!これが好き!こんなところが大好きなんです!とタイムラインを埋め尽くさんがばかりに怒涛のツイートをしていたら俺はどんな気持ちになるだろう……。

 

たぶんだけど、きっと俺はそういうの見ると嬉しくなると思うんですよね。

 

俺がTwitterを始めたきっかけみたいに情報欲しさに著名人や公式アカウントをフォローしたのではなく、単純に気になる、気が合うでフォローした人ならきっとその人が楽しそうにしてる姿ってちょっと嬉しいものだと思うんですよ。

少なくとも俺はね。

 

それに俺がここ数年聴くようになったアーティストや読むようになった本ってフォローしてる人の影響が多分にあるんですよ。

自分と波長が合うと思ってフォローした人が好きなものなんだから、自分も好きになれるかもしれない→なったわ。なことが多いんです。

 

なんていうか新規開拓しなくなっちゃうんですよね。

高校生の頃とかは友人達とアレが良かったこれが最高なんて話をよくして、CD貸し借りやレンタル屋に行ったりして聴くアーティストの幅を増やしたりしていたものですが、大人になるとそれをしなくなったしまう。

 

流行りの曲とかの情報を表面的にサラリと集めて当たり障りのない話をしてしまうし、段々とお互いがそういう話をしているのがわかってしまってそもそもその手の話をしなくなる。

 

良くない!実に良くない!

エレガントではなぁぁぁい!

 

そうしてどんどん好きの幅が狭く小さくなってしまうのは良くない!

 

なればこそ!

俺も自分の好きなことを発信していくし、これを見ている貴方も好きなことをガンガン発信して俺に教えてくれたまえ!

 

よろしく頼む!愛してるぜ!!

 

 

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第485回 老いと追っかけコンテンツ

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ケンロクエンです。

 

おかげさまで第485回です。

 

このクソブログもナンバリングしてない記事も全部合わせると通算合計500記事目だそうです。

ちょこちょこサボりながらもほとんど毎日続けられたのは常日頃、そしてなんとなく初めて見てくれたみなさんのおかげです。

 

まぁその手の話はキリのいい第500回にやるとしましょう。

 

シン・エヴァンゲリオンが完結しましたね。

大丈夫、ネタバレはありませんのでその警戒してブラウザバックしようと構えた腕は下ろしていただいて大丈夫です。

 

というかエヴァは「完結まで何年かかるかわからん」と新劇場版の方は全部完結してから見るつもりだったのでまるっと未見なのです。

まさか先に平成の方が終わるとは思いませんでしたが。

 

NARUTOBLEACH、それからこち亀……長らく続いてきた終わらないコンテンツが終わっていくことにホッとしている自分がいます。

 

子供の頃はいつまでも続くコンテンツに安定感というか毎月や毎週約束された面白さを感じていて、終わっていくコンテンツの方に残念な気持ちを感じていたのですが、今は終わってくれることに安堵を感じてしまっています。

 

これが老いなのでしょうか?

 

どんなひどい終わり方でも終わってくれるだけマシ。

終わらせることに意味がある。

そんなふうに思ってしまいますね。

 

というか日々数多のコンテンツが生まれる現代において終わらないコンテンツが増えるというのはそのまま追いかけるコンテンツが増えるということに他ならないわけで、そうなると時間とか体力とか金銭とかいろんなものを秤にかける時がたまに来るわけですよ。

 

言うなればコンテンツ断捨離。

 

そんな時に真っ先に断捨離対象になるのが終わらないコンテンツと化してしまった作品。

特にゴールが決まってる作品というのが厄介で、どんなに面白くてもゴールに一向に近づいていない以上は壮大な中弛みに感じてしまいます。

 

早くデザートを食べてしまいたいのにひたすら副菜を出されているような気分で、しかもそれがメインディッシュ並みの量ともなればほとんど嫌がらせみたいなもので、疲れて追うのをやめてしまったコンテンツがいくつあることやら……。

 

こうなると今回のエヴァのように数年ぶりに出てくる作品の方が「〇〇年ぶりに来たぞ!!」とはしゃげる分だけ良い方で、決まった間隔できっちり出してくる方が砂漠や荒野で足踏みをしているような気分になってしまいますね。

 

終わりに近づいてる感を出している作品だとまだまだ楽しめるのですが、派手にバトルしてるけど物語の終わりにはなんら影響のない話とかが延々続くとおぉ……もう……。

 

終わらないだろうなぁとか早く終わってくれ!と思いながら作品を追いかけるのってとにかく苦痛で、ある時気付くんですよね。

最早惰性と使命感でコンテンツを追いかけてることに。

楽しさとか面白さをとっくの昔に苦痛が追い越していたことに。

 

そんな風に感じてしまうのは、俺が老いてしまったからなのか。

 

ゼロは何も教えてくれない……。

 

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第484回 オリジナルメカ…いいよね

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おかげさまで第484回です。

 

アニメやゲームの世界に入ってみたい!という気持ちは誰しも幼少期から今に至るまであると思います。

あの作品世界でこんなことしてみたい!という気持ちはとてもよくわかります。

 

最近はあまり見なくなりましたが、アニメ作品の世界でキャラクターと友好を深めたり恋愛したりするアドベンチャーゲームは一時期よく見ましたね。

あれは作品世界でこんなことしたい!をわかりやすく叶える好例だと思っています。

 

特にハーレムアニメとかだと負けヒロインが量産されてしまうわけで、そんなヒロインたちのメインルートは常々求められますよね……。

まぁそのアドベンチャーゲームも主人公が原作通りの主人公なのか、それとも自分なのかで賛否分かれるわけでして「ヒロインは俺と付き合いたいんじゃなくて主人公と付き合いたいんだ!」とか結構派閥が分かれるところ……。

 

いやいや、今日書きたいのはハーレムアニメの負けヒロインの話じゃあないんですよ!

 

ロボアニメやロボゲーの話です!

 

作品世界でこんなことしてみたい!はロボ作品好きも変わらないんですが、ロボ作品好きならではのポイントとして「俺だけのロボ」が欲しい!というのは鉄板ですよね!

 

ロボ作品の華型と言えばやはり専用機ですよ!

格闘特化、スナイパーカスタム、鉄壁の防御に紙装甲の超高速機などなど!

俺がこの世界に入ったらこんなロボで大活躍したい!と思うのはもうたまらない妄想なんですよ!

 

特にスパロボGジェネガンダムMSVなんかで本編には出てこなかったオリジナルメカとか設定だけ存在するマシン、考えられはしたもののマジで作ると天文学的予算が必要になったり、あまりにも常軌を逸した火力でやり過ぎだから机上の空論で終わったロボとかはドキドキワクワクものですよ!

 

想像してください!

戦艦や格納庫にズラリと並ぶ専用機やスペシャルカスタムのロボたちを……。

 

いやぁ整備が大変そうだ!

 

実際にフルメタルパニックという作品では天才的スナイパーの操るマシンの独特すぎる感性に整備長が理解しきれずブチ切れるなんてエピソードがありましたしね!

 

尺の都合や話の展開で使用できなかった武装とか形態も実際使ったらどうなるんだろう?という妄想が止まりません。

純正GNドライブと旧式かつ量産型の毒性が除去されてないGNドライブ[T]が万が一マッチングしてツインドライブできちゃったらどうなるんだろう?

猛毒の超巨大GNフィールドで周囲に死を撒き散らす悪魔の機体になってしまったんだろうか?

 

などなど妄想が止まらない!

 

あぁやっぱいいなぁオリジナルメカ……。

 

俺だけのマシン作りたいなぁ。

 

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第483回 1000年越しの意識改革!

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ケンロクエンです。

 

おかげさまで第483回です。

 

つい最近友人間で竹取物語、いわゆるかぐや姫についての話をすることがありました。

 

竹取翁というお爺さんが山でその名の通り竹を取っていると、キラキラ光る不思議な竹を発見。

不思議に思って竹を切ると中から小さな女の子が!

 

この時翁のエイムが数センチ下にズレていたら竹取どころか命取物語(タマトリモノガタリ)になっていたでしょうから、出だしから本当に光り輝いていたのは竹よりも翁のファインプレーでしょう。

 

手のひらに乗るような小さな女の子にかぐや姫と名付けるも、かぐや姫はそれからほんの僅かの時間で誰もが目を奪われる絶世の美女にワープ進化。

日々色んな人から求婚されるようになりますが、頑として首を縦に振りません。

 

それでも諦めない数人の貴族たちにそれぞれ「如来の鉢」「蓬莱の玉の枝」「火鼠の皮衣」「龍顎の珠」「燕の子安貝」を持ってきたら結婚しても良いとオーダーを出します。

まぁどれもこれも実在しないor存在が疑問視されるようなものばかりで、ワンピースとかドラゴンボール持ってこいよばりに無理難題で、貴族たちも挑戦するにはするものの、どれも死んだり破滅したりとえらいこっちゃに。

 

ついには時の帝まで出てきて求婚されるも、それにもかぐや姫は答えません。

 

それでも帝とは和歌のやりとりをしたりそれなりに良い感じになっていましたが、ある夜翁はかぐや姫が夜毎に泣いているのを発見します。

何事かと思って訳を尋ねると驚くべきことに彼女は月星人(Moon noid〜ムーノイド)であり、もうすぐ月より迎えがやってきて月に帰らねばならないという衝撃の展開を伝えます。

 

このことを知った帝は大慌てで軍勢を揃え、彼女をムーノイドの手に渡してなるものかと迎撃準備をするものの、天体間航行を可能とするムーノイドの軍勢には歯が立たず、かぐや姫は月へと帰ることとなってしまいます。

 

とまぁざっくりこんな感じなのはみなさんもご存知の通りだとは思うんですが……わりかしバッドエンド感がヤバいですよね。

竹取翁なんかそれこそ翁って言われるくらいにはジジイなのに、その歳にして我が子を奪われるとかたまらんでしょうよ。

 

そしてこの竹取物語ですがとにかく謎が多い代物でして、そもそもなんでかぐや姫は竹の中にいたのかとかストーリー上の謎もありますし、そもそも作者も不明でこの人じゃね?みたいなことが諸説あるものの結局のところ誰が書いたのかはわかっていないのが現状です。

 

作中登場した求婚したら無理難題出されて死亡or破滅した貴族たちの中の数人が実在したりモデルになった人がいたことは明らかになっており、かぐや姫=作者のオリキャラに嫌いな貴族が告って破滅するみたいなことを書いたんじゃないかなんていう転生なろう小説みたいな説すらあるくらいです。

 

「異星の美女に転生したら俺を認めなかった貴族たちがこぞって求婚し始めたけどもう遅い」

 

みたいなね。

 

それがマジだったとしても帝とは和歌のやりとりをしていたりとかぐや姫といい感じになっているあたり「さすがに帝はヤバい」という当時の倫理観が伝わってくるあたりは少し面白いですね。

 

その帝ですがムーノイド及びかぐや姫から去り際にあるものを渡されます。

 

それは「不死の妙薬」

 

不老不死を実現させるこの薬ですが、帝はというと「かぐや姫のいない人生を何年生きていても意味はない」という意味の詩を詠み、この世で1番月に近いほど高く、そこからなお煙を天に伸ばす山に薬を焼き捨ててしまい、それゆえにその山は不死の山「富士山」になったのだという所以があるのだとか。

 

この富士山が煙を上げているという描写が竹取物語がおよそ1000年前に書かれた作品であることを裏付ける時代考証的に重要ポイントらしいのですが、それより俺は帝の考え方が気になりました。

 

惚れた女がいない世の中じゃぁ……不老不死なんざ意味ないね……と言ってしまうハードボイルドな帝は非常にシブカッコいいのですが、これがもし現代なら「月くらい不老不死になればそのうち一般人にも行けるようになるのでは?」と考えてしまいそうなところ。

それが不老不死でも無理となってしまうあたりがまさに1000年前の価値観といった趣が感じられて好きです。

 

なんせライト兄弟が動力飛行に成功したのが100年ちょっと前なことを考えると飛行機が誰もが乗れる交通機関になったのはまだ100年経ってないわけですからね。

空を飛んで地球のあちこちに行けるようになるのにそんなにかかることを考えたら、地球を離れて月に赴くなんて想像もできないでしょうし、不老不死があっても意味がないと思ってしまうかもしれませんね。

 

と、ここまで書いて後は「1000年経てば人の考え方ってこうも変わるのですから、1000年後にはもっとぶっ飛んだ考え方当たり前にできるようになるんでしょうね!」的な感じで締めるつもりだったのですが……。

 

俺は今なんて言った?

現代なら不老不死があれば月に行けるって考える……?

なんでそんなこと思った?

俺は……俺は……これを知っている?

 

突如溢れ出したケンロクエンの中の存在しない記憶……じゃない!そっちじゃない!ジャンプだけどそっちじゃない!

 

これは…これは……Dr.STONEじゃないか……。

 

突如として発現した謎の発光現象により地球上の全ての人類は石化してしまい、そこから復活した卓越した頭脳を持つ少年「石神 千空」は全ての人間の石化を解き、そしてこの石化の原因を突き止めるために科学を駆使して挑戦する物語です。

 

説明はばびゅーんと省きますが、文字通り裸一貫で文明の崩壊した世界に放り出された千空にとって石化の解除どころか日々の生活すら無理難題の連続です。

それこそ如来の鉢や龍顎の珠のように。

 

しかしながら現代を生きた彼には「科学」という武器があります。

自然を、理不尽を科学の力で捩じ伏せながら、千空は着実に駒を進め、ついに石化の原因が謎の機械にあることを突き止めます。

 

この石化というのが随分とヤバい代物でして、石化解除の時に大半の怪我なんかが治ってしまいます。

作中では石化後にバラバラになったものをピッタリくっつけてから解除したら五体満足でしっかり復活できた他、石化前に脳死状態に陥った人を石化解除で治療したり、肺を損傷して命を引き取った人を遺体を保全してその後石化→解除で復活という死者蘇生すら成し遂げています。

 

まさに不老不死の妙薬です。

 

そして現在、物語中でこの石化を引き起こす謎の機械がどこから来たのかが判明しており、千空たちはそこを目指してあれやこれやを進めています。

 

その場所は……「月」

 

いやマジで考察とか好きだけど頭悪いからできなかったタイプの人間なのですが、これはあるのではないでしょうか?

物語の根底に竹取物語の存在が!

あの時無知故に、月に行けるようになることに思い至ることすらなかった人類が科学の力で月を目指す。

 

となると全ての元凶というか、石化を引き起こした始まりの人物は…「かぐや姫」は月でまだ生きている……!!

 

かもしれない。

 

昔と今で考え方って違うよネ☆くらいのノリで書き始めた今日のブログですが、こんなところで現代の作品と繋がるとは思わなかった!

いやこの考察が全部お門違いの可能性はあるのですが、もし当たったらめちゃくちゃ自分の中でスッキリしますね。

 

というわけでDr.STONEかぐや姫のアンチテーゼ(使い方あってます?)説をここに俺は宣言します!!

 

ますます作品の今後が見逃せないようになってしまったぜ……!

 

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第482回 ミーハーな自分を恥じた話

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おかげさまで第482回です。

 

ウマ娘、流行ってますね。

知り合いに勧められて見た現行の二期アニメからどハマりし、満を辞してリリースされたソシャゲがめちゃくちゃに面白いという近年稀に見るぶっ刺さりっぷり。

興味あるものにどっぷりな典型的ミーハータイプな自分はウマ娘に登場キャラのモチーフになった競走馬のことを調べてはすげー!と興奮したり、その最期に胸が苦しくなったりしながらも全部落ち着いたら一度競馬場にリアルに行ってみようぜ!などと職場のヒト男たちと話したりしていました。

 

そんな中でやはり話題に上がるのが「ハルウララ」という競走馬。

とにかく勝てない、勝てなさ過ぎて競馬に無知な俺でもディープインパクトはクッソ強くて、ハルウララはとにかく勝てないということくらいは知っているくらいには勝てない。

 

ゲームでもその勝てなさは強調されており、ゲーム開始当初のチュートリアル中では

 

最後方

 

ぽつんとひとり

 

ハルウララ

 

と一句詠まれるレベルでとにかく後ろ。

 

ゲームがスタートしても他のウマ娘は〇〇レースで1着になれ!とか〇〇杯で3着以内!などの条件が課される中ハルウララはというとファンの数を集めろ!というもの。

 

つまり勝っても負けても結果は問わず、とにかくファンの数が一定数あれば序盤はクリアできるのです。

これには俺も「だってハルウララだもんなぁ」と笑ってしまいました。

実際に勝てなさ過ぎて人気が爆発したハルウララはホームの競馬場を閉鎖の危機から救ったというエピソードがあるらしく、そんな意味でも実に「らしい」クリア条件だと思いました。

 

思ってしまいました。

 

その後ハルウララについて調べた時にとあるお話に心が締め付けられる思いがしました。

馬主も調教師も騎手もみんなが勝つために努力しているのに、ハルウララの勝てないからこその人気というのは腹立たしいものがあったとか、「当たらない」ことからハルウララの馬券が交通事故除けのお守り扱いされた時は負けることを望まれているようであったというお話でした。

 

そりゃそうです。

みんな勝つために努力してるんです。

そりゃハルウララの人気が色んなことに役立ったことは事実ですし、そこがハルウララが愛されるところであることも事実です。

 

なんて言ったらいいんでしょうね。

なんかわかった気になってたのかなって思ったんですよ。

 

過去の競走馬のこと調べて競馬場に行っても、走っているのは今を生きる競走馬たちなわけですよ。

それなのにそこに目もくれずに過去のあの馬を調べてみたら凄かった〜で競馬場に行こうなんて思った自分がなんか情けなくてですね……。

 

自分は自制心がないタイプなのでギャンブルはやりません。

しかし、いつか世が落ち着いて本当に競馬場に行くのなら、その時は今を懸命に生き、勝つために努力研鑽を重ねている馬のことをしっかり調べてから行こうと思います。

 

これは、自戒。

 

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