汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第482回 ミーハーな自分を恥じた話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第482回です。

 

ウマ娘、流行ってますね。

知り合いに勧められて見た現行の二期アニメからどハマりし、満を辞してリリースされたソシャゲがめちゃくちゃに面白いという近年稀に見るぶっ刺さりっぷり。

興味あるものにどっぷりな典型的ミーハータイプな自分はウマ娘に登場キャラのモチーフになった競走馬のことを調べてはすげー!と興奮したり、その最期に胸が苦しくなったりしながらも全部落ち着いたら一度競馬場にリアルに行ってみようぜ!などと職場のヒト男たちと話したりしていました。

 

そんな中でやはり話題に上がるのが「ハルウララ」という競走馬。

とにかく勝てない、勝てなさ過ぎて競馬に無知な俺でもディープインパクトはクッソ強くて、ハルウララはとにかく勝てないということくらいは知っているくらいには勝てない。

 

ゲームでもその勝てなさは強調されており、ゲーム開始当初のチュートリアル中では

 

最後方

 

ぽつんとひとり

 

ハルウララ

 

と一句詠まれるレベルでとにかく後ろ。

 

ゲームがスタートしても他のウマ娘は〇〇レースで1着になれ!とか〇〇杯で3着以内!などの条件が課される中ハルウララはというとファンの数を集めろ!というもの。

 

つまり勝っても負けても結果は問わず、とにかくファンの数が一定数あれば序盤はクリアできるのです。

これには俺も「だってハルウララだもんなぁ」と笑ってしまいました。

実際に勝てなさ過ぎて人気が爆発したハルウララはホームの競馬場を閉鎖の危機から救ったというエピソードがあるらしく、そんな意味でも実に「らしい」クリア条件だと思いました。

 

思ってしまいました。

 

その後ハルウララについて調べた時にとあるお話に心が締め付けられる思いがしました。

馬主も調教師も騎手もみんなが勝つために努力しているのに、ハルウララの勝てないからこその人気というのは腹立たしいものがあったとか、「当たらない」ことからハルウララの馬券が交通事故除けのお守り扱いされた時は負けることを望まれているようであったというお話でした。

 

そりゃそうです。

みんな勝つために努力してるんです。

そりゃハルウララの人気が色んなことに役立ったことは事実ですし、そこがハルウララが愛されるところであることも事実です。

 

なんて言ったらいいんでしょうね。

なんかわかった気になってたのかなって思ったんですよ。

 

過去の競走馬のこと調べて競馬場に行っても、走っているのは今を生きる競走馬たちなわけですよ。

それなのにそこに目もくれずに過去のあの馬を調べてみたら凄かった〜で競馬場に行こうなんて思った自分がなんか情けなくてですね……。

 

自分は自制心がないタイプなのでギャンブルはやりません。

しかし、いつか世が落ち着いて本当に競馬場に行くのなら、その時は今を懸命に生き、勝つために努力研鑽を重ねている馬のことをしっかり調べてから行こうと思います。

 

これは、自戒。

 

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