常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第1147回です。
幾度となく繰り広げられてきたアニメやゲームの実写化有り無し論争、答えの出ることの無いそれは日夜激論が飛び交います。
しかしながらどうしても否定派の発言が目に止まりますし、自分自身思いつく限りの実写化を挙げて、成功と失敗に分けろと言われたら失敗の方が多くなってしまうよなぁ……という気持ちにはなってしまいます。
商業的には成功した作品ではあっても、尺の都合で短縮した部分であったり、どうしてもフィクションで成り立っていた見た目部分を無理矢理実写化したが故のアレコレだったりで、ファンとしては……うん、みたいな作品も少なくありません。
そもそも普通にアニメ化したって尺の都合や演出で議論を醸したり、アニオリ展開で別物になってしまったりでファンから黒歴史扱いされている作品も少なくありません。
そこにどう足掻いても再現不可能な部分が出てくる実写化なんて、そのものそれ自体が大博打もいいところです。
だったらもう実写化じゃなくてCGで良くない?って思うんですけど、どうなんでしょうか。
何年も前ならCGのクオリティはゲームはともかく映像作品としてテレビや映画で流すには難しいこともあったと思いますが、昨今であれば十分に耐えうるクオリティなのではないでしょうか。
しかしまぁCGアニメって……少ないですよねぇ。
アニメの一部、ロボやクルマなどの機械類、武器などのソリッドなものがCGになっていることこそあれど、人物などまでCGにしたフルCGアニメとなると数える程度です。
クオリティはさておき、初代PSから数えると20年もの間ゲームはフルCGで作られているものが多数あることを考えるとその数は実に少なく、フルCGアニメというとそれだけでちょっとした話題や宣伝になるレベル。
CGに関する労力やコストがアニメや映画の制作に見合わないと言われればそこまでなのですが、それにしたって少ないですよね。
その一方でここ数年のCGアニメのクオリティはそれはもう高くなってる印象で、ジョジョのオープニングで2次元の嘘を見事にCGで演出した神風動画であるとか、アニメがそのままCGになったようなギルティギアや鳥山明先生のイラストそのままに動き出したかのようなドラゴンボールファイターズを作り出したアークシステムワークスとかは本当に凄いです。
特に後者であるアークはゲーム中のムービーもそのアニメチックなCGで作られているので、アニメとCGの新次元みたいな気持ちになりました。
なんで実写よりCGを推すのかはまぁ言わずもがな最近話題の例の如くの実写ドラマが起因してまして、まぁアレに関しては実写化がというよりは脚本とか演出が根っこにあるので一概にCGにすれば解決!とは言い難いのですが……。
でもそれを加味してもやっぱりCGアニメは少ない!
なんならゲーム中はフルCGなのにアニメはCG無しのまんまアニメになったことで「ん?」となった作品もあるのに。
フルCGを無闇矢鱈に誉めるつもりはありませんが、変に実写化することで見た目とかおかしくなったり、演じる俳優・女優さんの方に合わせた結果、コスプレ感が拭えなくなるよりは検討の余地有りだと思うんですけどねぇ。
個人的にはアニメ調の絵柄でありながら視点がグリグリダイナミックに動くフルCGアニメは見応え抜群だと思うのですが、やはり需要は少ないのか……?
増えてほしいし実写化が黒歴史扱いされて原作にも影が刺すくらいなら、CGでやってほしい作品もいっぱいあるんですけどね。
ではまた。
ブログの感想、お題、ネタなどありましたら下記フォーム、「汚泥の投げ入れ箱」
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdpLCbstEQRq4NFUrZib1ij9Ij-OmTVIymYWfzvjbItm7aFsQ/viewform
までお送りください。
また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!