常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第616回です。
昨日人生初のチケット購入式のオンラインイベントに参加したのですが、チケット争奪戦がないのっていいですね。
今まで何度となく「チケットをご用意することができませんでした。」の文字に心を打ち砕かれてきた身としては、オンライン故にそうした心配がないのは本当にありがたい。
もちろん、ステージに上がる人やスタッフさんからしたら現場の生の声が聞けない現状は心苦しいものでしょうし、今後これが主流になるべきではないのでしょうが、今の情勢で大きな移動もせずに家庭で見られることはやはり素晴らしいですね。
俺も地方出身者なので、チケット争奪戦以外にもイベントに必要なあらゆる経費とか考えると、これからもオンラインイベントやオンライン配信は生きていってほしいものです。
なんせ地方民からしたらイベント参加は修羅の巷!
チケットそのものは高くて1万円くらいなのに、往復の新幹線や飛行機代で数万円、ホテルでさらに数万円、飲食代なんかを含めるともっとかかりますし、イベントが日曜日だとその後の有給申請とかなんとか考えると胃が痛たたた……。
後から計算したらイベント+グッズ+友人たちと打ち上げで精々2〜3万円だったのに、移動と宿泊でその倍以上かかるとかもザラ。
だからといってケチって見知らぬ土地で迷子になったり、しっかり睡眠がとれない劣悪な体調でイベントに挑むのも…と思うとそこのクオリティも落とせず結局出費がフライアウェイ。
地方民の財布事情は辛いのです。
さて、オンラインイベントで違うな!と感じるのはやはり演出でしょうか。
リアルイベントだと観客に向けてのイベントになるので観客席とステージという昔ながらの形が一般的なのですが、オンラインのイベント、即ち無観客故にその必要がないために演出も変化していましたね。
特にカメラアングル。
ステージを見る観客席視点はもちろん、上や左右、後ろからのカメラを使った演出が実に豊富で、これは有観客ではできない演出だなぁと思いました。
観客席あるのに演者が頻繁に後ろ向いたりとかできませんものね。
これうまいことやったら円状のステージとかでカメラをぐるぐる回したり、これ故の演出がどんどん進化しそうで個人的にはワクワクしています。
こうしたカメラの使い方や演出が進化すると、後のPV撮影とか映像作品にも反映されそうですしね。
できることなら有観客、それも自分が現地入りしたいですが、無観客のオンラインイベントにも伸びしろも必要性があるのも事実。
流行病が落ち着いても、うまいこと共存してほしいですね。
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