汚泥の底日誌

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第1236回 ちいかわの映画を観てきた話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第1236回

 

映画ちいかわ 人魚の島の秘密を観てきました。

感想から言いますと「期待していたものが期待通りに出てきた」作品で、非常に満足でした。

 

ちいかわはTwitterで連載されているものを見ているくらいで、アニメ版は時折公式が出しているものがYouTubeなどでおすすめに上がると見ることもあるかなくらいだったのですが、大多数の登場人物が「え!」「わ!」みたいなことしか言わないので、声がつくことに違和感はまるでなかったです。

連載されていた時はちいかわにしては珍しく長期にわたって1つのエピソードが続いたことで話題になっていたこのセイレーン編ですが、話が進むにつれて明らかになってくる露骨にダークな話の展開が話題になり、日々更新を待ち侘びる声が上がっていたのを覚えています。

あと島二郎とか島二郎とか島二郎とか……。

 

島二郎の初登場時は何故か魔法少女の変身パートみたいな演出でしたし、水流が乱れるシーンもとにかく動きがド派手になっていたりとやたら気合いが入ってましたけど、まぁみんなあそこはそんな感じで見たいだろ!

 

全編通して感じたのはセイレーン役の鈴木みのりさんの演技が素晴らしかったですね。

下等生物を弄ぶ上位生物感がしっかりと出た、ちいかわ達をナメた態度が感じられつつもちいかわに一矢報いられればナメた態度を潜めてガチな声色に変わり、自分の優位性が確保されればまたナメた態度に戻るというスイッチングが素敵でした。

やはりプロは凄い。

 

特にラストの「わかった!!」のシーンは明らかに声色や発音がラッコ師匠の言葉に対しての「わかった」じゃなかったのが凄かったですね。

セイレーンに限らずしっかりと人語が話せるキャラが状況説明込みの喋りをする今作においてあのシーンは明らかに異質であったため、Twitter連載で一連のストーリーを知っていた俺はもちろんのこと、完全初見の人でも違和感を覚える人は多かったのではないでしょうか。

 

あの異質な感じがその後のヒトハとフタバの回想へのアンサーや全てを知り、今後の2人の行方を察したちいかわとの無言の見つめ合いを深めるスパイスになっていましたね。

 

そして最後に水面を飛び跳ねるセイレーンと人魚。

 

コレが見たかったぁ……。f:id:ken-6-en:20260821132520j:image

 

いくら友のため、友と罪を共有するためとはいえ元々は永遠のいのちに目が眩んだのが発端。

因果は巡り、応報する。

いや、セイレーンのいなくなったあの島はかつてほどの繁栄を維持できず、大なり小なり衰退する。

目先の欲に溺れたせいで周囲一帯の破滅を呼び寄せたり、たまたま機嫌が良くて都合の良い動きをしてくれていただけでそもそも手に負える代物ではなかったというのはSCPとか闇バイトの怪異めいていますね。

 

100倍の報酬に釣られたちいかわ達が「帰ったら頑張らなきゃ」と言いながら島を去ったのと対比にもなっていて、身の丈に合った幸せって大事なんだなぁと感じました。

 

しかしまぁなんというか、首がスパスパ飛ぶ鬼滅の刃とかゆるふわダークソウルなちいかわといい、なんで全年齢にバカウケなのかは全然分かりませんけど。

 

 

ではまた。

 

 

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