汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第944回 オタク・ジャーニー・メモリーズ セカンドデイズ

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第944回です。

 

オタクの旅、2日目!

 

オタクたちの朝は早い……。

 

朝の6時にキショ……もとい起床した我々オタクは腹ごしらえを済ませた後に準備をして、レッツよりもい聖地巡礼

 

オープニングで死ぬほど見た館林駅や、キマリと日向がバイトしていたコンビニなんかを町を散策しながら聖地巡礼

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あぁ〜ここ確かに見たわ〜!などと話しつつ、次の場所に移動。

俺「次はこの羽生方面に行くの?」

A「そうですね、羽生は少し遠いんですけど方面はそっちですね。そういえば羽生は日向が住んでるところですよ」

俺「え?遠いのにここまで来てバイト?……そうか!友人周りであんなことがあったからわざわざこっちまで来て……」

A「そういうことなんでしょうね!!」

 

作品を知り、街を知ることで作品への解像度が爆上がりする理想のオタクエモーションを感じつつ次なる目的地は茂林寺

よりもいの聖地であるここ茂林寺は誰もが知ってる「分福茶釜」のあるお寺。

 

お寺に続く道にあるお土産屋には所狭しと狸の置物が並んで猛プッシュ。

その賑やかな並びが嘘のように茂林寺は朝早いこともあって静かで荘厳。

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なんとなくオタクたちも少し口数少なめになりながらも観光観光。

 

その後にしらせが100万円を落とした全ての始まりの階段に赴き、「ここで100万円落としたら女子高生と南極行けるかな?」「いや落としたのは誘った側だからな」とバカ話。

 

いつだって俺たちはバカ。

 

そして公園のあの小屋で景色を眺めながら一休み。

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なんだかんだ結構歩いたので一息ついて、その後はお昼ご飯。

 

事前に内容は鯉・鯰・鰻のコースと伺っていたのですが、鰻はともかく鯉と鯰。

食ったことないわけではないのですが、山暮らしのバーバリアンだった頃に沼で捉えてまともに泥抜きもしてないものを味噌や醤油をぶち込んで無理矢理臭み消しをした鯉こくもどきや鯰の煮込みしか食ったことがなくて良い思い出がない身からしたら若干懐疑的。

 

そんな気持ちもよそに出てきた最初の一品が鯉のあらい。

このあらいを作ったのは誰だぁ!のあのあらいなんですが、まずはその見た目がとにかく綺麗。

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プリプリとシャキシャキの間くらいの不思議な食感と、淡白だけど酢味噌と合わせると感じる奥ゆかしいほのかな甘み。

その上品な味わいに沼地のバーバリアンは衝撃を受け、うまい!うまい!ととにかく食べる。

 

早くも腹より先に心が満たされつつある中、次に出てきたのが鯰の天ぷら。

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ハッキリ言いますが、この鯰の天ぷら、3日間で食べた全ての食事の中で1番美味かった!

うどんにラーメン、先程の鯉のあらいと不思議で未知の食感が続いた群馬の食事の中でも群を抜いて不思議な食感。

 

サクッとした衣の中にあるのはとろりともサラリともしためちゃくちゃに柔らかい鯰。

身が繊維じゃなくて粒子の集合体なのか!?と言いたくなるくらい柔らかにほぐれる食感はよく芸能人が高い肉を「溶ける」「飲める」と言うあの感じ。

 

鯰こそ飲める。

 

脂が乗ってるけど乗りすぎないほどよい感じと、淡白ながらしっかり感じるあじわい……。

そして何より香りが良い!!

川魚のあの感じが噛むほどにやわらかにふわっと感じるあの感じは唯一無二!

 

本当に美味い!

嘘だろ!?これが鯰!?と料理漫画のモブ審査員みたいなことを思いながらしっかり堪能。

 

そして最後はドドンと鰻重!!

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これだけ豪華絢爛なのに鯉と鯰が良い意味で予想を裏切り続けたこともあって安心感すらあるのはなんて贅沢なんでしょうね。

 

もちろんこちらも予想を超えていく!

ふんわりやわらかで脂の乗った鰻にしつこすぎないたれとそれを受け止める米のマリアージュ

言うことなしに100点満点!

 

お吸い物の三つ葉の香りが爽やかで、鰻の脂をリセットしてくれるので常に最初の一口かのように食べられるし、つかり過ぎないきゅうりの浅漬けもあって本当に無限に食えそうでした。

 

心も身体も満たされたオタクたちは思い思いに感想を述べながら次の目的地に向かう。

 

そして向かった先は三県境。

それだけ聞くとどこそれ?と思うかもしれませんが、これです。

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うわぁぁぁぁ!Twitterで死ぬほど見たやつだぁぁぁ!!

 

群馬、栃木、埼玉の県境が平地にあるんですが、マジでTwitterで死ぬほど見たことあるので不思議な懐かしさがありますね。

まぁぶっちゃけこれだけなんですが、やはり有名なネットミームを目の当たりにするのは不思議な面白さがあります。

 

ひとしきり県境の上を飛び回った後は次なる目的地にして今回のメイン、埼玉地下神殿こと首都圏外郭放水路へ。

大雨などの増水時に水を取り込み河川の氾濫などを防ぐこの首都圏外郭放水路、まぁごたくはいいんだ、これなんだ。

 

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そう、特撮なんかで使われる巨大な地下空間!

100を超える階段を降りた先に広がる超巨大空間!

柱の高さは1本18mで大体ガンダムと一緒!

所狭しとガンダムが肩を寄せ合う戦艦の格納庫より広いと思うとテンション上がります!

 

そして案内員のお姉さんが水たまりを写すと良いですよと言うので水たまりを覗き込むと……!

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水たまりに逆さに写る地下神殿……。

ここが深界二層、逆さ森……。

 

デカい!広い!そして水を吸い上げる巨大なメカ!と「ふーん……男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」をひたすらに叩き込む地下神殿とこんだけあれば確かに河川の氾濫に効果がありそうという説得力、何よりこれだけ巨大な構造物を作り上げ、日々管理維持しているその人間の持つチカラに感動しながら地下を後に。

 

上昇負荷はありませんでしたよ。

ナナチは可愛いですね。

 

地下神殿の後は春日部駅に移動して晩御飯。

しかしまだ心に残る昼の鯉・鯰・鰻の余韻を下手に冒険して台無しにしたくない!ということでここてチェーンの居酒屋に。

これはこれで肩の力を抜けて良いものですね。

 

アレコレ精算しつつここで1番お世話になったオタクAと遠方から来たオタクCとはお別れ。

また会おうな!友よ!!

 

そしてオタクBとも駅で別れ、オタクDに明日何をするかを打診。

 

そこで言われた「ケンロクエンさん、斧……投げない?」という衝撃の一言!

次回、オタク・ジャーニー・メモリーズ ファイナルデイズ!

沼地のバーバリアンケンロクエン、トマホゥゥゥウクブゥメラン!!

トゥービーコンティニュー!

 

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