汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第938回 RTAっていいよね

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第938回です。

 

最近RTAを見るのにハマっています。

RTAとはReal Time Attackの略称で、ゲームを実際にプレイしてそのクリアまでの速さを競う物です。

 

スピードを競うということは並大抵のことではなく、どうすれば早くクリアできるのかをしっかりと熟知しなければなりませんし、それをスタートからクリアまでしっかりとチャートを組み立てなければなりません。

そして運の要素に左右されて思い通りに行かなかったときの立て直し方法を考えたり、10回に1回しか成功しないような超絶テクニカルプレイを本番でキメなければなりません。

この超絶テクニカルプレイがゲームの序盤なら失敗してもリセットして最初からやり直しなんてこともできるのですが、これがゲーム終盤だったりある種のバグ技なんかで失敗したら取り返しのつかない事態になると……本当にRTA走者の人たちは心臓に毛が生えているとしか思えません。

 

RTAというと最近はやっぱりRTA in Japanが有名ですよね。

多数の走者から選ばれた歴戦のランナーが多数のゲームを実際にプレイする姿はどんなゲームでも手に汗握る瞬間がありますし、オンラインとはいえ大観衆に見守られる緊張の中、そのプレッシャーに押し潰されてミスしてしまうのもある意味見どころですし、それすら跳ね除けてめちゃくちゃ難易度の高いスーパープレイをバシバシキメる強心臓に激流の如く流れる多数のコメントと一緒に喝采を送るのも醍醐味です。

 

ですが、最近俺がよく見ているのは動画形式のRTA、それも自分がかつてやったゲームのRTA

 

こうした動画形式のRTAはその分しっかりと解説が載っていることが多く、今何をしたのか、何故その行動を選択したのかをわかりやすく教えてくれます。

実際にプレイしているタイプのRTAと比べると成功したRTAを動画化しているので臨場感こそ劣りますが、プレイの理解度が高まります。

特にゲームスピードの速いタイプのゲームだとRTAを見ていても「凄いのはわかるが何が凄いのかわからん」といった事態になりがちで、プレイヤーも説明する暇がなかったり、解説する人がいても追いつかなかったりで感想が「なんか凄かった」というものになってしまうことがあるんですよね……。

 

無論そうした常人の理解を超えた超絶難易度を物凄いスピードでクリアしていく「なんか凄かった」しか出なくなるほどに加速していく様こそがRTAとも言えるのですが、やっぱり何がどうして凄かったのかは知りたいですし、手元に残してあるゲームなら自分でも超絶テクニカルプレイ100個中の1個くらいは試してみたいので、説明がしっかりしてある動画形式の方が俺は好みです。

 

実際RTA動画ってプレイのためになるところが多いんですよね。

極限まで無駄を削るためには、何が無駄かを知る必要があります。

RTA走者とはある種ゲームのトップクラスの理解者であり、それ故にめちゃくちゃ細かいところまでゲームを知っています。

 

ここに隠しアイテムがあるからそれを取ればより早くクリアできる!とか、実は最初に手に入れたアイテムがトップクラスに強いからこれ一本でクリアできる!なんていうプレイしたはずなのに知らなかった情報がポンポン出てきて本当に楽しいです。

また、これはマイナーな技なんですが……と前置きされた技が当時プレイしていた自分の周りだと当たり前にみんながやっていた技だったりするとなんだか嬉しくなってしまいますよね。

 

今日もどこかで誰かがひた走るRTAの世界。

あの日の思い出を爆速で駆け抜ける姿はなんだかとてもスカッとしますね!

 

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