汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第825回 ハンチョウの最新刊が黒服多めで俺得

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第825回です。

 

なかなか読めていなかったハンチョウの最新刊である13巻をようやく読みました。

俺はハンチョウに出てくる黒服たち、特に宮本さんがお気に入りなのですが、今回も黒服多めで俺得でしたね!

 

準レギュラー飛び越えてちょっと出番の少なめなレギュラーレベルの宮本さんはもちろんのこと、人事異動で出番の危ぶまれていた柳内さんも川井さん回で少ないながらも重要な役で登場し、黒服好きには良い巻でしたね。

 

そして今回フィーチャーされた黒服はその川井さんとちょこちょこ出番があったシングルファザーの牧田さん。

川井さんは突然の料理のクオリティの低下とあからさまな虚無感からハンチョウ始め地下メンバーが右往左往。

やれ失恋しただの色々言われていたけど虚無感の理由がまさかの鬼滅ロス……。

 

しかし川井さんって黒服の中ではめちゃくちゃ異質な存在ですよね。

珍しく帝愛に来る前の前職がわかっているも、それがまさかのパチプロ。

常に黒服なのもありますが、髪型その他見た目がピシッとした人ばかりの中において無精髭をはやして髪の毛はボサボサ、柳内さんの後任として初登場した時もハンチョウたちに「見るからに繊細さのカケラも無い……!」とボロクソにディスられる始末。

ちなみに料理の腕前もよろしくないらしいのですが、これは鉄人柳内さんとじゃ部が悪いので仕方が無い。

むしろ食という幸せを奪われた時の絶望を声高に語っていたハンチョウたちが我慢できているところを考えると、最低限のラインは死守しているんだろうなぁ……。

 

その一方でその食事がさらにクオリティが下がろうと、言ってしまえば業務に支障が出ていようが全くノータッチなあたり帝愛側の債務者に対する扱いが伺えますね。

どこまで行っても帝愛は……帝愛……!!

 

そしてやはり今回最もスポットが当たったのはシングルファザーの牧田さん。

科博大好きなくらいしか私生活が明かされなかった牧田さんですが、今回実は黒服どころか帝愛トップクラスのゴルフの腕前を持っていることが判明!

帝愛だとヘタに上手いと接待ゴルフなんかで苦労しそうなイメージですが、今回はそんなことはなく所謂教え魔おじさんとしてですがその腕前を遺憾無く発揮。

あの宮本さんの教育担当をしていたのは伊達ではなく、ハンチョウたちをガンガン指導して本人もウキウキ&ニッコニコ。

 

ゴルフ回だけでなくもう一つ出番があり、それはまさかのクリスマス回。

漫画かドラマの影響で屋台のおでんを食べてみたいという子供の淡い期待に応えるためにハンチョウたちに相談するも今時そんなおでん屋は見つからない……。

そうだ!ならば作ればいいじゃないか!ということでキャンプ場に即席のおでん屋を作り、子供たちをもてなす事に。

 

目論見は大成功し、屋台のおでんを食べたいと言った下の子はもちろんのこと、ここがキャンプ場で屋台も即席なことを見抜いた上の子も満足させる素晴らしい結果に。

 

子供たちが寝静まった後の飲み会では期待に応えられた感謝と帝愛のブラックさのせいで大切な時に子供たちに向き合えなかったことを吐露する牧田さん。

そしてちらりと触れられる牧田さんが離婚ではなく奥さんと死別しているらしいこと……。

 

ブラックな帝愛に勤めながら二児のシングルファザーをしているあたりからなんとなく察してはいましたが、こうして示唆されると心にくるものがありますね。

元々の性格もあるのでしょうけど、教え魔気質や科博の時のように口を出さずにはいられないところにこうしたバックボーンがあると思うと、過去回も違った目線で見えてくるのかもしれません

 

いやぁ黒服盛りだくさんで実に俺得!

今回も楽しめましたなぁ!!

 

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