汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第770回 貴様も沼に……落ちろッ!

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第770回です。

 

オタクとは業の深い生物です。

なまじコンテンツを生き長らえさせるのは数であることを知っているばかりに、常に誰かを同じ沼に引き摺り込もうと虎視眈々て狙っています。

 

オタクとは業の深い生物です。

沼だ沼だと嘆きながらも肩まで浸かれば沼もなかなか暖かいと知っているばかりに、今日も新しい沼を探して徘徊しています。

 

オタクとは業の深い生物です。

「キミ、良い沼浸かってるね!こっちの沼もなかなか良いぜ!」とばかりに沼と沼の間に軽率に水路を引いては、共倒れのようにみんなで沼の底に沈んでいきます。

 

オタクとは業の深い生物です……。

 

 

 

推し布教!!

人から物からコンテンツ、オタクなら何かしら持っている「推し」のなにか。

「推し」のためにオタクになるのか、オタクだから「推し」を持つのか、とにかく我々オタクは推しのために魂を燃やし、そして推しを広めるために布教していく生物なのです。

 

しかし近年はエンターテイメントは飽和状態、スマホひとつで楽しめる、手のひらに収まる世界ですら1日全てを使っても消費し切れないエンターテイメントアヴァランチ時代。

そんな中で推しを布教するのなら、時代に合わせてやり方を変えるべきなのではないか?なんて思った次第でございます。

 

昔は自分の推しコンテンツを布教するときは物量作戦をしたものです。

アニメひとつとっても熱いシーンにキャラクター、歌にイベント原作小説と俺の推しコンテンツはこんなに充実してるんだ!と両手にいっぱいの推し布教の津波で相手を沼の底に叩き込む推し布教をしていましたが、先程書いた通り今はエンターテイメントは飽和状態です。

 

自分の推しコンテンツですら追い切れないなんてことも珍しくないこの時代に、そんな大量の情報量を叩き込まれてもとてもじゃないですが受け止め切れないのが現状です。

むしろあれもこれもあることが布教失敗の原因にすらなりかねないこの現状、圧倒的物量で沼の底に沈めるのは得策では無いでしょう。

 

今こそ必要なのは必殺の一太刀。

推しという巨大な鉄塊を鍛造して鍛えに鍛えた一刀で、先手必勝初手確殺、ワンショットハートブレイクが必要なのです。

 

あれもこれもとぶち込むのではなく、推しコンテンツのココだけ押さえておけば良いポイントがしっかりわかる!という削る推し布教が求められているのです!……たぶん。

 

しかしこれがなかなか難しい。

だってあれもこれも全部好きだから「推し」なんですからね。

より研ぎ澄まされた推し布教のためとはいえあちこち削るのは魂の断捨離。

ついつい全部食らえ!と相手の首根っこ掴んで沼の水に突っ込んでしまいたくなるのをジッと我慢。

 

そもそもなんでハマったんだっけ?どういうところが好きなんだ?自分の好きなところと人に勧めたいところはイコールか否か?見て欲しいところはどこだ?コレだけは外せない最低ラインはどこなんだ?コレは外していいのか?いいやコレは外したのではなくて、後から楽しむエクストラ推しポイントだ!

 

そんな推しを通した自分の魂との対話を経て得た答えが「やっぱり全部好きだから全部見てくれんか?」になりがちなのはままあることで……。

 

とはいえやっぱり推しが大きく広まって欲しいのは事実なので、今年はサクッと、それでいてしっかりと推しコンテンツを紹介できるようになりたいですね。

どうしてもこんな文字だけのブログを書いていると文量=正義みたいな気持ちになりがちなので……。

 

なんやかんやでこの汚泥の底日誌も今年順当に行けば1000回を超えるわけです。

ドカーン!とバズったことこそありませんが、それでも見ている人がいることは事実。

常日頃の暇つぶしから新しい楽しい!の共有まで、いろいろなことをお届けできれば良いなと思っておりますので、みなさん暇つぶしにどうぞ!!

 

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