常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第692回です。
異類婚姻譚というものをご存知でしょうか？
読んで字の如く、異類つまり人と人ならざるものが婚姻する物語です。
日本はどうやらその異類婚姻譚がかなり多い国らしく、古今東西さまざまなお話があり、また今もその手のお話が多数生まれています。
異世界転生して獣人やエルフのお姫様と恋に落ちる話なんて、今でもまだガンガン現役ですもんね。
さて、こうした異類婚姻譚というものは割と悲恋とセットだったりします。
有名どころでは鶴の恩返し。
命の恩人たる若者のところへ人に姿を変えた鶴が嫁ぐも、若者が約束を破り機織りをする場面を見てしまったがために鶴が飛び去ってしまう場面は日本で最も良く知られた悲恋異類婚姻譚ではないでしょうか？
こうした人と人ならざるものが共に暮らすとなった時に気になることってありませんか？
それは寿命。
人に姿を変えたら人の寿命が適応されるならともかく、そうではなかった時にはどうしても悲劇の影がついて回ります。
想像してみてください。
あなたと結ばれた相手の寿命が千年を超える亜人種だったら？
年々老いていく自分といつまでも若い相手。
そんなところも受け入れてくれるものの、近づく死からは逃れられない……。
また、こんな展開もあります。
大好きだったお隣のお兄さんやお姉さんの正体は長大な寿命を誇る種族。
いつしか背は並び、そして追い越し、自分が大人になった時ふと気づく。
あんなに大人びて見えた顔があどけない少年少女の顔に見える。
そもそもあんなに小さかっただろうか？
あの時はあんなに大きく見えた背中が、今ではこんなに頼りない……。
うーん……推せる！！
すいません、ちょっと性癖が漏れましたね。
どれだけ心が通じても、どれだけ愛が不滅であっても、この地球、この宇宙で生きる以上逃れられない時間という絶対のルール。
その絶対のルールを犯す禁忌的背徳感！
時間という誰も悪くないただそこにあるものに引き裂かれる関係性！
実にグッド！！
たぶん初めて自覚したのは天元突破グレンラガンの最終版だったような気がします。
敵がこちらの心を折るために見せた「あったかもしれない世界の夢」いわゆるパラレルワールドを見せてくるのですが、そこで主人公のシモンが出会ったのは少年時代に死に別れ、アニキと慕った男カミナ。
彼との別れの後に楽しかったこと、辛かったこと、努力したこと、そして今に至るまでを吐露し、そんな話をした末にカミナから言われるのです。「いつのまにか背ぇ抜かれちまったな」
その言葉にシモンの中のカミナはもう止まってしまっていること、そんな彼をいつのまにか追い抜いていたことを思い出し、幸せな夢から覚めて明日を掴むために辛い現実へと立ち向かう覚悟を決める……！
何度思い返しても熱いなぁ！！
自分だけ時間の流れに取り残されパターンとかも良いですよね。
トップをねらえ！で亜光速移動を繰り返したが故にウラシマエフェクトで歳の取り方が遅くなる主人公に対して、地球にいる友人は登場するたびに歳を取り、子をなしている……。
それからそれからDr.STONEの石化による時間経過のズレもとても良き！
獅子王兄妹の石化からの再会シーンとか、7年の間に石化を免れたスイカだけが成長し、みんなの石化が解けた時にあのちっちゃい女の子だったスイカがいつのまにか同い年くらいの美少女になってドキッとするのとか、たまんないですよね！
いやそれを言うなら難病で眠り続けていた人が目覚めて精神だけが若いままとかいろんなパターンが思い浮かんで止まらない！！！！
うーん、この手の話もっと調べてみないとですね！
いやぁ好きなことを語るのは楽しいなぁ！
さて、話題変わってここからはブログを読んでくれているみなさんにちょっとしたお願いをば。
先日書いた「理想のハイライトゲーム」というゲームを考案した回は読んでいただけましたでしょうか？
第691回 みんなで遊べるゲームを作ろう！ - 汚泥の底日誌ken-6-en.hatenablog.com
せっかく作ったからには遊んでみないともったいないじゃないですか。
なのでここを読んでくれているみなさんにも少しばかり協力していただけませんかね？
もしよろしければこちら！
マシュマロという匿名質問サービスなのですが、こちらに
①存在しない作品タイトル
②存在しない主人公名（男女問わず）
③存在しないヒロイン名orライバル名（こちらも男女問わず）
④存在しないセリフ
これらを送ってみてはくれないでしょうか？
どれか1つだけでも、また1つの項目を複数回答でも構いません！
そしてもしよろしければ拡散なんかもしていただけやせんかねぇウェッヘッヘッ……。
そして集めたお題を元に俺の友人を巻き込んで実際に理想のハイライトゲームをやってみようと思いますので、みなさんお気軽にそして適当にぶち込みまくっちゃってくださいね！
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