汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第644回 語ろう!メダロットの思い出!

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第644回です。

 

先日メダロットの思い出をツイートしたら思いの外反応があったので、それならばいっそのこと語りたいこと全部語ろうじゃないか!ということでこうして筆を取っています。

 

メダロットコミックボンボンタイアップ作品の中で数少ない現行で新展開のある作品。

数少ないと言うとちょっと失礼かもしれませんが、本当に少ないんだから仕方がない。

むしろコミックボンボン自体が休刊という名の廃刊になってしまったのに、未だにその中のコンテンツが生きているのは驚くべきことかもしれません。

 

ガンダムウルトラマンロックマン

全部他誌(主にコロコロ)に取られたじゃろがい!

 

さて、俺はメダロットは初代とその漫画版しかわかりません。それと少しだけメダロッターりんたろう

これはまぁ俺がコミックボンボンを卒業したタイミングがたまたま初代ヒカル編完結時期だったからで、その後のメダロットといえば!な看板的存在になっているアニメ化もしたイッキ編やコイシマル編はほとんど未履修……。

学生時代の先輩がやたら熱心なメダロッターで、アニメDVDも揃えていたほどだったので、かろうじてイッキくんがたこ焼きに並々ならぬ熱意を注いでいるのは知っていますが、たぶんアレアニメだけの設定ですよね?

 

話は戻って初代ヒカル編の漫画。

記憶を頼りに思い返してみると、元々ダークな作風やシリアス展開の多いコミックボンボン作品群に負けず劣らず背景が黒いんですよね。

設定的に黒いのもありますが、いわゆるベタを多用していた記憶があり、視覚的にマジで背景が黒かった記憶があります。

ロボ物だけあって破損描写も豊富で、腕が千切れる、顔がひび割れるくらいは日常茶飯事。

 

メダロットを使って敵組織であるロボロボ団が過去に殺人を行っていたことを示唆する内容もあるなどバックボーンはハードそのもの。

しかし、それをまるで感じさせない日常のコミカルな描写がとてもうまく、ギャグの裏で着々と陰謀が進んでいくあの感じは思い返すと不気味さまである緻密な描写。

 

そして全国大会決勝後のバーストマスターの起動シーンはトラウマ物。

デッカい一枚絵で描かれた片腕残して上半身を吹き飛ばされたメタビーはマジで、怖い。

頭部破壊は即敗北ということもあり、それまで徹底してメタビーの頭部破壊は描かれてなかったと思うのですが、初めてのは破壊が骨組みたるティンペットすら残さずとは……。

 

その後の今までのギャグ描写を残しつつシリアス路線を突き進むストーリー展開はマジで良い!

それまでの裏と表がリンクして、ひっくり返りながらも進んでいくスピード感溢れるシーンの数々と、最終回の何気ない1日のワンシーンはとても味わい深いものがありますね。

 

読み返したくなってきたなぁ……。

電子書籍版買おうかな?

 

さて、それではゲーム版ですが、面白いですよ!

あの当時かつゲームボーイでは特に珍しかったのではないでしょうか?パーツによる見た目の変更がしっかり画面に反映されるのは!

 

メダルの適正もありますから見た目だけ重視したメダロットで戦うのは流石に無理ですが、それでもガシガシパーツを組み替えて俺だけのメダロットを作れるのは楽しかった!

 

そんな俺が選んだのはクワガタバージョン!

 

この時点であっ…ってなった人は古参のメダロッター。

このクワガタバージョン、同時発売されたカブトバージョンが射撃機体を主人公に据えたのに対して格闘機体が主人公。

そしてこの格闘機体というのが曲者でして、射撃のメリットとして武器選択の時点で誰を狙うかが表示され、その中のどのパーツを狙うかまで内部では決まっています。

その反面狙ったパーツが別の機体によって既に破壊されてしまっていた場合、攻撃失敗してしまうのですが、格闘武器はそんな心配無し!

 

事前に敵は狙えず、攻撃ポジションに付いた時に1番近い敵を狙うという少々クセはあるものの、事前にパーツが破壊されていても残ったパーツを狙う柔軟な戦法が可能ですし、射撃武器に比べて全体的に攻撃するのもその後戻るのも早いというメリットがあります。

 

と、ここまで書くと格闘つえぇ!!となりそうですが、格闘武器にもデメリットはもちろんあります。

まずは防御不能

メダロットは攻撃がヒットした時に最もHPの高いパーツでダメージを受ける「防御」をするのですが、格闘武器はこれができません。

ついでに格闘武器には「なぐる」「がむしゃら」の2属性があるのですが、がむしゃらを選択した場合回避すら不可能になります。

故にこちらがなぐる、がむしゃらのどちらかを使った時に相手が射撃武器で頭部を狙っていた場合ズドン!とヘッドショットが成立。

ワンショットキルされてしまいます。

 

さらにパーツ構成もクワガタバージョンの初期機体であるロクショウことヘッドシザースはちょっとバランスが悪く、クワガタの象徴たる頭パーツは索敵パーツ。

これはチーム全体の命中率を増加させるパーツなのですが、ぶっちゃけ不要。

というかその後の育成を考えると邪魔とまで言えてしまう代物なんですよね……。

 

メダロットというゲーム自体ステータスが非常に理解しにくい難解なゲームなのですが、それに加えてゲーム中で表示されない隠しステータス、いわゆるマスクデータと呼ばれるものがめちゃくちゃに多く、詳しい説明は俺も難しいので省きますが、索敵等の補助パーツは敵の攻撃対象に狙われやすい傾向があります。

 

これらの

1.格闘武器選択後は防御不能

2.破壊されると1発アウトの頭部パーツが索敵パーツ

が組み合わさったことで生まれる最悪の展開がよりにもよってチュートリアルである最初の2連戦で結実してしまうのです。

 

このチュートリアル2連戦、敵はどちらも射撃機体で、しかも2戦目のクボタくん操るイエロータートルの左腕パーツ「ハイパーレーザー」は作中最強の火力です。

こんなもんチュートリアルの敵に付けるな!

 

こうなると格闘武器のスピードの速さも悪影響で、敵より早く格闘武器で攻撃!→格闘のデメリット適用で防御不能!→ヘッドショット!これで数多のロクショウが沈んでいきました……。

 

しかし!これを解決する手段はちゃんとあるんです!

それが近場のコンビニで売ってあるトランプルというパーツ。

こちらの頭部パーツはクワガタと相性のいい格闘パーツで性能も高く、チュートリアル1戦目のヤンマくんのシアンドッグ相手には当たれば必ず1パーツ持っていける高火力。

しかも頭部が索敵から攻撃パーツになることで防御不能はそのままなれど、ヘッドショットの可能性は格段に低下。

HPも高いのでイエロータートルのハイパーレーザーは流石に無理でも、右腕パーツのノーマルレーザーくらいなら耐えてくれます。

 

これによってチュートリアルを突破!

最初の戦闘前からパーツの組み替えの有用性を教えてくれるなんてメダロットは奥が深いなぁ!!

 

なおトランプルはゾウ型メダロットのパーツなので、哀れヘッドシザースはそのクワガタの頭部を外されて、メダロットゾウバージョンへと姿を変えます。

悲しい……。

 

そして更なる敵が待ち受けるのはチュートリアル後すぐに行く港町。

ここで出てくるボス、ユイチイタンはマジで強い!

カブトとかクワガタとか関係無く強い!

地形に合致した脚部でこちらの攻撃をガンガンかわし、特殊効果でダメージが高まったブレイク攻撃を叩き込む鬼畜仕様。

 

ことユイチイタンに関してはテストプレイしたんか?ってくらいのバランスです。

ちなみにこの港町でようやく格闘武器を選ぶと防御不能になることが教えてもらえます。ぶっ飛ばすぞ。

 

この辺りでナイトメダルと新たなティンペットを手に入れると格段に戦いやすくなり、トランプル以外のゾウ型メダロットのパーツがナイトメダルに相性バッチリと…働くなぁ!あのゾウ!!

 

それでもモブ敵がこちらより多く敵を繰り出してきたりとバランスは酷いのですが、それもこちらが3体目のティンペットを手に入れたならばなにするものぞ!!

 

いやぁ懐かしい!

メダロット

Switchでできるから買……いました!!

 

もちろんクワガタバージョン!を速攻で頭を入れ替えたゾウバージョン!

今の俺は知っている!初代はアンチシー(初代では耐水)パーツを1つでも付けていると全てのパーツにアンチシー効果が得られることを!

キューリバクダンでアンチシー効果を付けたピコペコハンマーで鮫型メダロットユイチイタンをフカヒレスープにしてやるぜ!!(ユイチイタンは中国語でフカヒレスープのことなんだそうです)

 

そして今まで未履修だったイッキ編、コイシマル編もこの際に学習だ!

待ってろメダロット!全員まとめてボコボコにしてやるぜ!!!

 

ブログの感想、お題、ネタなどありましたら下記フォーム、「汚泥の投げ入れ箱」

 


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdpLCbstEQRq4NFUrZib1ij9Ij-OmTVIymYWfzvjbItm7aFsQ/viewform

 


までお送りください。

また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!