汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第524回 バーチャル幽霊いる?いない?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第524回です。

 

インターネットって現実よりかなり人間の内面が剥き出しになるというか、剥き出しにしてからが本番みたいなところあるじゃないですか。

日常生活の中で見つからない同好の士を探すために、顔より名前より自分が好きなものを全面にかざして広大なネットの海を彷徨したことは誰しも経験があるのではないでしょうか?

 

その割に全然聞かないですよね、幽霊騒ぎ。

 

幽霊はいるか?と聞かれるといないと答えるタイプの人間ケンロクエンです。

理由としては自分の認知がまだないからと、いたら怖いから。

 

いたらいたでそれはまぁいるんだから仕方ないじゃないかって感じなんですが、よくある創作物の「強いON☆NENによって無敵パワーでやたらめったら大量虐殺!」みたいなタイプが実在したら……そのうちなんかのエネルギー資源に使われそうな気がするんですよね。

 

死んだ御先祖様が発電のために〇〇電力に連れ去られた!とかなったらそれこそB級ホラーなんですが、そんな話をし出したら止まらないので閑話休題

 

さて、インターネットではさまざまな主義主張が匿名の名の下に飛び交うわけですよ。

かくいう俺もさすがに本名ケンロクエンなわきゃないですからね。

 

そういうやり取りの中には当然後ろ暗いものやとてもリアルの日常生活の中で声を大にして言えたものではないものだってあるわけです。

そういう話が諍いや論争に発展すれば当然ヒートアップするし口汚い言葉の応酬にもなるわけで、そこにそれを面白がって見物するものや煽り立てて盛り上げる者も出るという負の感情の坩堝となることも珍しくありません。

 

なんかこう……小さな呪いくらいは生まれてそうな気がするんですがどうでしょうか?

 

それが真実で無くとも感情の折り重なりで何かが生まれることは善悪に限らずあるものです。

例えば俺が適当に見つけた野良犬の写真を貼り付けて「この犬は死んだ友達の犬をずっと待っているんです!」などと文言を添えて世に放ったとします。

それが拡散されて数多の人が信じる「友情の犬」というビジョンが共有されればその犬の写真はなんらかの素敵なモノになるでしょう。

 

それに近しいのが心霊スポット。

廃墟や旧道のトンネルなんかに「ここで昔凄惨な事件があって……」というエッセンスが加わればあっという間に呪いのスポットに成り果てます。

やれ怪我した!呪いだ!なんて言われますが、深夜にまともに整備もされてなければ灯りもない廃墟に行けば多少の怪我は仕方ないと思うんですがね。

 

して、世のインターネットの中には最初から議論を目的として作られた場所とかがあるわけですよ。

日々ヒートアップした口汚い口論が行われ、それを煽り立てる物や物見遊山する者が跋扈する場所なんか悪霊生産工場とかになってそうですが、どうなんでしょうねぇ?

 

それと日記。

心優しい人が書いていた日記に悍ましい怨恨が書き連ねられており、それがキーアイテムになるホラーものってそんなに珍しくないと思うんですが、日々の愚痴なんかをインターネットに放出してる人って多いと思うのですがどうでしょうか?

 

みなさんもありませんか?

バチボコにイキり散らした前略プロフィールの自己紹介文とか、厨二病真っ盛りだったころの魔法のiらんどとか……。

 

ちなみに俺はYahooジオシティーズに友人達と共同で作った個人サイトがあったので、もしかするとアレがレクイエムが如く独り歩きするスタンドとか悪霊になっていた可能性があるのですが、ジオシティーズ閉鎖に伴いバーチャル除霊完了されたことを信じています。

 

そしていつの日かこの汚泥の底日誌がバーチャル幽霊にならないように、ヤバいことは書き過ぎないように注意しておこうと自戒しております。

でも汚泥の底日誌の悪霊ってなんとなく仄暗い水の底からみたいでパチモンホラー感ありそうなので、うまいことやればそこそこの人気作に……。

 

いや、テキストサイトもどきの駄文垂れ流しブログが悪霊の発生源はどう考えてもクソ映画ですわ。

 

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