常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第453回です。
ホラーゲームや漫画は苦手なので触れることはあまりないのですが、オカルト的な話それそのものは好きなので、かつてはUSOジャパンとか特命リサーチ200Xとかにかぶりつきで見ていたのですが、最近は鳴りを潜めたというか、都市伝説!とか言いながら陰謀論ばかりで辟易としているのですが、みなさんは好きですか?オカルティックな話。
心霊話の定番といえば心霊スポット。
かつての悲惨な事故現場や凄惨な殺人事件の現場、医療ミスで多数の死者を起こした廃病院などは今でもこの手の話題の中心です。
たとえそれらの事件事故が実際には起きていなくとも。
人は未知なるものに恐怖を抱く。
その恐怖を克服するため、あるいは目を逸らすために人は恐怖に理由をつける。
それが幽霊だったり存在しない事件事故だったりするのですが、そこで気になるのは今お手持ちのスマホやパソコンにまつわるホラー話ってあんまり見ないよねという話。
上述の通りホラーゲームや映画は苦手なのでそんなに詳しくないのですが、パッと思い出せるそういうデジタルなホラーものって着信アリくらいしか出てきません。アレはガラケーでしたけど。
俺の記憶が正しければ着信アリファイナルで、悪霊がパソコンに憑いているからパソコン破壊して除霊というストロングスタイルなラストたった気がするのですが、まぁ式神みたいな感じでパソコンを依代にしていたならアリ…なのか?
普段は幽霊だから手出しできないけど物理干渉するためには実体がいるからその瞬間をカウンターだぜ!みたいなハイスピード能力バトル的なサムシングなのでしょうか…?
あとは小説の方のリング。
あの世界は電脳世界で貞子はコンピューターウイルスで、ビデオを見るのが感染プロセスという話。
最終的に現実世界にも侵食しててんやわんやになるという魔神探偵脳噛ネウロ〜電人HAL編〜みたい(年代的にはネウロがリングっぽい)な感じになってたんですが、ああいうのって携帯電話やインターネットがまだまだ大多数の人間にとって「未知」の存在だったことがデカいと思うんですよ。
それが今では誰もがスマホで手の中にインターネットですから、そりゃ「未知」から「既知」にはなりますよね。
実際のところはまだまだ自分含め人々がしっかりと理解しているかは怪しいところですが。
じゃあもう幽霊なんていないのか?
という話なんですが、うーん…どうなんでしょうね。
デジカメが世に出てからも心霊写真は後を絶たなかったですし、CDをよく聞くと「たすけて…」って聞こえるやつとかありましたし、幽霊がデジタルデータに収録可能なのは確かなんですが、最近はとんと聞きませんからねぇ…。
今やカメラの性能の良さはスマホの売り文句のひとつですし、SNSの発展で誰しもが山ほど写真を撮ってるわけですから、母数の増加に伴って心霊写真はわんさか出ないといけないわけですがそんなことはありませんし…。
とはいえ「背景に顔のようなものが写ってましたが、フォトショで消しました!」とか「間奏に入っていた呻き声を削除したのでアップデートお願いします!」とかあったらそれはそれで嫌ですね。
やはり「未知」が「既知」になるのはデカいのでしょうか?
魔法が一般人の知るところになると魔法に対する神秘性が薄れて効力が落ちるから魔法使い以外には隠匿しなければならない。なんて設定はよくある設定ですからね。
ナイトメア・ビフォア・クリスマスでもジャックたちハロウィンの世界の住人は子供たちから恐怖と畏怖を集めてましたし、インターネット等が日々日常的に触れ、人々が理解したと認識したが故にネットから幽霊が消えた…とか?
いやだってマジで幽霊いたらGoogleのクラウドサーバーとか日々自動で心霊写真とかアップロードされて小国なら滅ぼせるくらいのオカルティックリーサルウェポンになってそうじゃないですか?
都市伝説でも昔は謎と思われてたけど解明されたら大したことなかったみたいなのはよくあることですし。
いまだ言われてる飛行機や熊蜂が何故飛行できるのかは解明されてない!(実際はとうの昔に解明済み)とか、絶滅したはずのシーラカンスが取れるところでは割と取れるそんな言うほど珍しいものでもなかったやつとか(発見が遅れたのはクソマズいから取れても捨てており、市場に出回らなかったからという酷すぎるオチ)そんな感じのやつですよ。
となるとインターネットオカルトみたいな未来の方向のホラーは人々の既知になったりすることで打倒ができるわけですが、過去の解明できないタイプのオカルトはそれこそタイムマシンが開発でもされない限り力を増す一方なのでしょうかね。
「お前が悪霊に転ずる前にタイムマシンで過去に飛び、お前を祓う!これが!俺の!時空間除霊法だぁぁぁぁ!!!」
これはこれで嫌だなぁ…。
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