汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第446回 サッカーわからんけど面白い、ブルーロック

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第445回です。

 

サッカーがよくわかりません。

というかスポーツ全般知識がないですし、なんならぶっちゃけ興味がないと言っても過言ではないレベル。

それ故にスポーツ漫画とは無縁の日々を送っていましたが、そんな俺でも引き込まれたサッカー漫画「ブルーロック」

厳密にこれがサッカー漫画かと聞かれるとなかなか疑問の残る内容なんですけどね。

 

というのもこの漫画、一言で言うなら「ストライカ蠱毒

パスやチームワークは世界レベルなれど、ストライカーの不在。

これによりサッカー日本代表はそこそこ止まり…。

真にワールドカップの、世界の頂点を目指すならば、最強のストライカーの存在は不可欠!

故に!今プロを、世界の頂点を目指している才能の原石たる高校生ストライカーたちを招集し、彼らを鍛え上げ、潰し合わせ、最強のストライカーを養成する!

そのための施設こそが!ブルーロック!!!

 

という感じの始まりなのですが、主人公の潔 世一(いさぎ よいち)くんが控えめな一般人マインドだったのがどんどんストライカーマインドに染まっていく過程が熱く、そして面白いんですよ!

元々ブルーロックに呼ばれる程の実力持ちではあるのですが、自分の武器を自覚してなかったりして中の下的な立ち位置であった彼が、どんどん周囲の影響を受けて成長、自分の武器を見出しアイツよりうまく!俺こそが決める!!という作中で言われる「エゴ」を剥き出しにしていく様がとにかくかっこいい!

 

正直なところ他のキャラはフィールドの外でも中でも感情や特徴をそのままに生活しているのに対し、潔くんはフィールド外だとブルーロック参加当初の優しい少しとぼけたままなのにいざ試合が始まるとどえらい目付きに犬歯剥き出しの凶悪フェイスになるので、主人公というのもありますが彼が1番ヤバそうに見えてしまいます。

 

彼の能力的には一芸特化ではないものの、万能な器用貧乏というまさしく主人公めいた能力なのですが、その彼が自分にしかない武器に目覚め、それを用いて格上を突破するところはとんでもなく熱いのですが、他のキャラクターも「あいつの〇〇は強い…だから絶対潰す!!」とガチガチに相手の長所潰しを仕掛けてきたり、「どんなに強くてもこの部分は負けない!」とそれを土壇場で磨き上げた己の長所で更に上をいったりと、ストライカーしかいないが故の攻撃全振り、息をつかせぬ怒涛の展開がたまりませんね!

 

それからこれは個人的好きポイントなんですけど、表紙がめっちゃオシャレ。

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ビビッドな色遣いにキャラクターのドアップだけというシンプルながら大胆な表紙で、これを電子書籍なのでズラリと並べると

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とても華やかで画面映えするんですよね。

 

ブルーロック内でのランキング付けがひと段落し、そしてブルーロックの存在意義を示すために戦う現在の展開も面白く、その一方で國神というキャラが進んだ道にあったものの存在など、まだまだ先が見えないストーリー!

ブルーロック、オススメですよ!!

 

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