汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第443回 油断してたらウマ娘見て泣きそうになった

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまの第443回です。

 

暇つぶしに適当にニコニコ動画を見ていたら、ウマ娘が公式配信していたのでなんとなく見てみました。

今やってるのはseason2なのですが、season1、いわゆる無印の方は見ておらず、自然の知識としては「アプリがいつまで経っても配信されないが、最近ようやく配信が決まった」程度の知識しかありませんでした。

 

せいぜいがヤングジャンプでやっているオグリキャップを主人公としたスピンオフ漫画「シンデレラグレイ」をざっくりと読んでいるくらい。

 

tonarinoyj.jp

 

 

このウマ娘、実在のサラブレッドを擬人化&女体化したアニメなのですが、俺は競馬についての知識がゼロ。

その昔友人に連れられて誕生日に北海道は帯広のばんえい競馬場に行き、誕生日プレゼントにとレースの名前が「俺の名前生誕祭杯」になっており(ばんえい競馬は1万円くらいでレースの命名権が買える)そこで適当に賭けたらそこそこの額が当たり、誕生日なのに勝った額以上にみんなに奢る羽目になった…そんな記憶しかないくらいにはありません。

 

ですがここ最近お話ししたVtuber落雁さん

 

www.youtube.com

(毎週土曜日朝に定期配信中)

 

に競馬の面白さやそれぞれの馬にはこんなエピソードがあるんだ!という歴史、そしてウマ娘をずっと待ってた!!という熱い想いを聞いていたので「それなら見てみるか…」と武・インパクト・豊とハリボテエレジーくらいしかない浅い知識のまま視聴開始。

 

これがね…面白いんですよ。

 

無敗の三冠馬シンボリルドルフ

その姿に憧れて彼女のようになると宣言したウマ娘

彼女こそが主人公、トウカイテイオー

f:id:ken-6-en:20210115200301j:image

失礼しました。

こちらはかつてコミックボンボンで連載していた「海の大陸 NOA」のドーカイテイオー。

正しくはこちら

f:id:ken-6-en:20210115200504j:image

 

彼女はシンボリルドルフとの約束を果たすためトレセン学園に入学、デビュー戦で華々しい勝利を飾り、2連覇を目前として街の人気者となりました。

そして学園のオープンキャンパスでは幼いウマ娘に憧れのウマ娘であることを告げられ、かつての自分がシンボリルドルフに言われたように、トレセン学園への入学を目指すよう告げます。

 

日々の鍛錬を欠かさず、自分をライバル視するナイスネイチャにも共に頑張るように言うストイックさを持ち、2連覇をかけた日本ダービーへ臨む!

 

ついに迎えた日本ダービーでは不利なスタート位置に配置となるも、それを覆す走りを見せて見事無敗のまま2連覇を達成!

ウマ娘世界では1位を取ったウマ娘がライブを行うのですが(何故かは知らない)そこで彼女のトレーナーたちは何かに気づき、1話終了。

 

 

正直なところ1話の感想は「まぁよくある感じ、70点てところかなー?」だったのですが、問題は2話ですよ!!

 

2話冒頭、前回ラストで違和感を感じたトレーナーはトウカイテイオーを医者に連れて行きます。

その診断の結果は骨折。

リハビリ半年、復帰は来年と言われてしまいます。

 

幼少期からの夢、シンボリルドルフとの約束である無敗の三冠馬を諦めきれないトウカイテイオー

それを誰よりも近くで見てきたトレーナーは「ギリギリまで粘るが、その時に医師にダメだと言われたら諦める」と約束をしたうえで秋の菊花賞で無敗の三冠馬となることを目指してリハビリ計画を練ります。

 

まずはみんなの練習を見ながらのイメージトレーニング。

自分ならどうするかをイメージして見学。

 

ギプスが取れてからはゆっくり歩き、走りたい気持ちを溜める!

 

学園生活では相変わらずナイスネイチャにライバル視されたりチームメイトに助けられたりしながらついに迎える菊花賞目前!

 

医師の診断はなんと!!

 

ダメ…でした…。

 

帰り道走り出すも全力で走れない。

トレーナーに伝えに行くとトレーナーの部屋は大量の資料と栄養ドリンクの瓶が散乱しており、彼女のことを本気で菊花賞に出してあげようとしているのが伺えます。

意を決してトレーナーに伝えるも、なんとかできないかと狼狽するトレーナー…。

 

そんなトレーナーにトウカイテイオーはあるお願いをします。

 

 

それは菊花賞を最前列で見ること。

 

トレーナーに食事を買ってきてもらっている間にレースはスタート。

走り出す他のウマ娘を見ながら自分ならこうする…と考えてしまうトウカイテイオー

皮肉にもトレーナーの課したイメージトレーニングの成果で自分がレースに参加していたらというビジョンが鮮明に見える。見えてしまう。

 

耐えきれずに大粒の涙を溢すトウカイテイオーとそんな彼女の後姿を見つめるトレーナー…。

 

そんな時にとある叫びが聞こえます。

それはナイスネイチャの声。

 

トウカイテイオーがいなかったから1位になれたわけではない」

 

彼女はトウカイテイオーがいても1位を獲るという強い想いを声にして走り抜く!

その想いは他のウマ娘も同じ。

 

たとえそこに万全のトウカイテイオーがいようとも、自分は必ずこの菊花賞を獲ってみせると全てのウマ娘が叫びをあげる!

その熱い想いに思わずトウカイテイオーも「頑張れ!走れ!」と全てのウマ娘に声援をあげる!

 

それを見ていたトレーナーはトウカイテイオーはまた立ち上がれることを確信。

帰りの新幹線の中でトウカイテイオーは3連覇こそ逃したものの、自分は未だ無敗であると宣言し、トレーナーと2人無敗のウマ娘として再び立ち上がることを高らかに叫び、車掌さんに怒られるのでした。

 

いやー良かった!

他のウマ娘トウカイテイオーがいたとしても負けない!と叫ぶシーンで思わず泣きそうになってしまいました。

 

いや、泣いてしまっても良かったのですが、今までこうしたサブカル作品で泣いたのがガイアセイバーだけ、それも憎悪による涙だったので、感動で泣きそうになった瞬間

「この感情は…いったい」

と感情が芽生えたアンドロイドみたいになって涙より驚きが勝ってしまいましたね。

 

まぁでも感想としては70点くらいですかね。

ただし、前回にプラスしてですが!140点!

 

ニコニコ動画で見たのでちょこちょこコメントで解説してくれている人がいたのですが、これ史実のトウカイテイオーも骨折して立ち直ってなんですってね。

コメントでも脚本=競馬そのものだったり、原作ストック70年とか言われてましたが、こんなドラマティックなことが実際にあったとは競馬舐めてたなぁ…。

 

各種配信サイトで1話は無期限、2話も配信から1週間は無料でまだまだ追いつけますので、みなさんもウマ娘を見てはどうでしょうか?

オススメですよ!

 

ブログの感想、お題、ネタなどありましたら

johnny.may.jellyfish@gmail.com

までお送りください。

また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!