汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第433回 読み切り漫画の思い出

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第433回です。

 

アグラビティボーイズが終わってしまった…。

確かに最近のジャンプはロボコにモリキング、マグちゃんに高校生一家とギャグ漫画はかなり多かったので、遅かれ早かれこの中から脱落するものは出るだろうとは思っていましたが、それにしたって早い…!

 

終了決定の報せから実際の終了までどのくらいの期間があったのかは不明ですが、タイムマシン完成からの地球へ向けてα・ジャンブロー脱出まではやってほしかったところ。

完結編に期待。

 

まぁアグラビティボーイズで1番面白かったのはどこかと聞かれると正直なところ初回、もっと言うなら読み切りの時が1番面白かったというのが本音です。

いやぁ読み切りの時の瞬間最大風速はマジで凄かった。

何度も読み返してゲラゲラ笑いましたからね。

 

最近は読み切り漫画を飛ばし気味なのですが、みなさんは心に残る読み切り漫画ってありますか?

連載で読みたい!と思ったような読み切り漫画が話題になって、そのまま連載にこぎつけてくれると応援した方も本望というもの。

そのためこのアグラビティボーイズが連載が始まった時はとても嬉しかったですね。

 

俺の心に残っている読み切り漫画は2つ!

1つは「ウサギとカメとストライク」

コントロールはめちゃくちゃ凄いけど球速はてんでお粗末でバッティングピッチャーくらいしか使ってもらえない主人公が、超スローボールを習得してその後の遅めのストレートを相対的に爆速に見せることでバッターをあっと言わせる展開が好きでした。

しかしながらこの超スローボールでびっくり!みたいなのを毎度続けるのは難しかったのか、連載が始まった時には志半ばで死んだ天才ピッチャーが主人公に取り憑いて野球をする全然別物になってしまいましたが…。

 

そしてもう一つは「格闘料理人アウディ

これはもう20年くらい前の読み切り漫画なのですが、読み切りには珍しく2回見た記憶があります。

もしかしたらどちらかは今は亡き赤丸ジャンプだったかも…。

 

ストーリーとしては出稼ぎに向かう主人公が駅でたくさんの人々が泣きながら食事をしている現場に遭遇します。

空腹とその屋台の値段の安さに釣られてチャーハンを(ダン!)

注文を言い終わる前に出来上がって出されるチャーハンに驚くと店主の料理人であるアウディはその道を極めると職人気質(しょくにんかたぎ)という能力に目覚めること、アウディは職人気質で見た瞬間主人公がチャーハンを食べたいことを見抜き、調理に取り掛かったのだと。

職人気質とチャーハンの美味しさに感動しつつ主人公は出稼ぎ先に向かう電車に乗り込むのですが、実は稼げるという情報は嘘で、電車に乗った人間は奴隷労働が待っているのだとか。

 

絶望する主人公たちの前に立ち上がるアウディ

しかし立ち塞がるはこの電車の車掌!

 

なんと車掌も職人気質に目覚めており、両手から山手線型の波動(ヤマノテクラッシュ!)を撃ち出し攻撃!

これをアウディは職人気質を込めたフライ返しで跳ね返し、見事悪は潰えたのであった…。

 

そして第2回はまたしても悪の職人気質使いとの戦いなのですが、今度は敵も料理人!

主人公が働いている料亭に運び込まれる大量の腐った鯛。

こんなものをお客様に出せるか!と憤慨する主人公を他所に板長が職人気質を鯛に注入すると、腐っていた鯛が蘇生し新鮮な鯛に早変わり!

シレッと死者(死魚)蘇生をやってますが、これにより料亭は二束三文の仕入れ値でボロ儲けをしているとのこと。

 

客に出すのは蘇って新鮮になった鯛だし、腐った鯛に商品価値が出るなら業者もWIN-WINでは?とも思わなくないですが、自分が客ならコレ元々腐ってたんですよという鯛は食いたくないでしょうし、同意見なのか主人公からその話を聞いたアウディもぶち切れ。

 

ある日いつまで経っても予約した客が料亭にやって来ない。

痺れを切らした板長が店の前に出てみると、店の真ん前で屋台が営業しており、予約客がそこで飯を食っている!

満腹になった客は予約をドタキャンするとそのまま帰宅。

スタイリッシュ営業妨害にぶち切れた板長と、職人気質を邪道に用いる板長にぶち切れたアウディというぶち切れ職人気質バトルが勃発!

 

板長は職人気質で無からウナギを錬成すると、アウディを捕縛!

そして渾身の職人気質で鯨を錬成してアウディを押し潰そうとします!(鯨大砲!!)

しかしそこで一歩も引かないのがアウディ

ウナギの頭に噛み付いて捕縛が緩んだところを華麗に脱出&ウナギを捌く!

そして己の包丁に職人気質のオーラ全開!

全力の一振りでなんと鯨を捌いてしまいます。

 

見開きで飛んでくる巨大な鯨が、次のページでこれまた見開きで綺麗に捌かれているのは圧巻かつシュールでシリアスな笑いが込み上げてきます。

 

圧倒的な技量に敗北した板長は会心し、それをバックに去っていくアウディで話は終わるのですが、マジで続きが読みたかった…!

 

読み切り漫画の続きが読みたくなる不思議な魅力、みなさんも心に残っている読み切り漫画はありますか?

 

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