常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第368回です。
闇鍋ってしたことありますか?
俺はあります。
それは学生時代、1人暮らしの友人宅でのこと…。
正直学生時代なんてもはや記憶がおぼろげで、思い出すだけでセンチメンタルな気分になりかねないのですが、これだけは覚えています。
鍋に増えるわかめを入れるな。
男のやる鍋なんて闇鍋でなくとも野菜を買うという発想のない、溢れんばかりの肉&肉になるのがお約束ですが、例に漏れず我々のやる闇鍋もそんなもんでした。
闇鍋というと誰かがケーキなどをぶち込んだり、瓶が空になるまでデスソースを流し込んだりが思いつくと思うのですが、やはり自分たちで食わねばならぬというのが心にストップをかけたのかそこまでの冒険野郎はいなかったですね。
しかしそこら辺はバカ丸出しの学生のソレ。
とりあえず買ってきた肉を切ったりせずにぶち込むもんだから汁は濁り灰汁は浮かびで沼地のようなビジュアルになりました。
アホほどデカいもも肉がそのまま飛び込み、鍋の底から肉のドリップを吸うシートがズルンと出てくる有様は、完食したとはいえ今思えばよろしくないことをしたものです。
そんな感じで何度か闇鍋という名のとりあえず肉を叩き込む肉鍋をしていたのですが、ある時仲間内の1人が持ってきたのが増えるわかめ。
安くて増えて腹にもたまる!と豪語したそれを適当に鍋にバラっと入れたらば、あっという間にモッ、モッ、モッと増量するわけですよ。
これこのままはヤバい!とシンクロした我々は肉そっちのけでわかめを食べるわけですが、本当に増えるわかめの膨張率ってのはすごいですね。
食っても食ってもどんどん増える。
食べきれなかったら明日の朝もわかめ鍋だなぁなんて冗談めかして言ってたらかすかに聞こえる不思議な音…。
チュウウウウウウウ…。
なんの音かな?なんて気にしながらもワシワシわかめを食ってたら先程のチュウウウウウウウ…がシュウウウウウウ、ジュッ、ジュジュジュジュ!!
なんだなんだ!?と思って音の発生源である鍋の底をわかめの山をひっくり返して見てみたら、そこには焦げ付くわかめが!!
鍋にたっぷり注いだ汁が山盛りわかめにドレインされて、鍋の底で焦げ付いていたんですね…。
底の方は結構な焦げ付きでして、慌てて火を止め汁を足したものの元より濁った汁に焦げ付きの色も加わりそれはまさに汚泥の底…。
以来闇鍋をするときは増えるわかめは禁止に…。
料理なんて全くしないアホな学生故に、わかめの吸水率や膨張率を考慮できてなかったというオチですね。
今では闇鍋なんてやりませんが、Twitterでブログのお題を募集したらば鍋の話はどうでしょう?なんて言葉をいただきまして、真っ先に出てきたのが学生時代の闇鍋の話。
節度を守った上でいつかもう一度やるのも楽しいかもしれませんね。
ところでみなさん鍋のシメは何派ですか?
俺は雑炊派なんですけど、雑炊とおじやの違いってなんなんですかね?
ブログの感想、お題、ネタなどありましたら
johnny.may.jellyfish@gmail.com
までお送りください。
また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!