汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第363回 ゲームの「毒」ってなんなんだ?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第363回です。

 

状態異常のあるゲームで必ずと言っていいほどあるのが「毒」

そして必ず搭載されるのが解毒魔法や解毒アイテム。

ですがこの「毒」あまりにもありふれて普遍的でありながら現実世界と大きく違うのが、どんな毒でも毒だということ。

 

何を言ってるかわからないような文章になってますが、キノコのモンスターに注入されようとフグの魔物にやられようと蜂の化物にぶち込まれようと総じて「毒」の一言で統一され、あまつさえ解毒魔法でまとめて一発解毒が可能ということ!!

 

まぁ敵の種類や毒物ごとに症状や対処療法が変わったらめんどくさいことこの上ないので当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。

 

毒の種類は多々あれど、その毒によって命を落とすまでの時間を徐々にHPの減少という形で表現しているのでしょう。

となるとですよ?

視覚的、システム的に統一はされているものの、依然として毒物の種類は複数あるかもしれないわけですよ。

 

そうなると見る目が変わってくるのが解毒魔法。

どんな毒物も一発でスッキリ解毒!ということは、魔法そのものに毒物のスキャンとその解毒方法があらかじめ組み込まれているということ。

いや、新種の魔物とかが使う毒にも対応している辺り魔法そのものが毒の組成を解析し、その場で解毒方法を編み出している可能性すらあるわけです!

凄いぞ解毒魔法!序盤しか使わないって言ってごめんな!

 

とか考えてたら「じゃあ解毒魔法を毒モンスターにそのまま当てれば浄化できるんじゃね?」という考えが浮かんできました。

ポケモンベトベトンドラクエバブルスライムのような毒がそのまま動いてるようなタイプのモンスターは下手な攻撃よりよっぽど効きそうです。

 

が、そこで今回のタイトルたる「毒」ってそもそもなんなんだ?という疑問にぶつかりました。

そこで調べたところ毒とは生物の生命活動に不都合を起こす物質の総称であるということ。

 

そう!敵の体内にあるとき毒は毒として機能していないのです!

つまり解毒魔法は毒により症状が引き起こされたというトリガーがないと発動しないと思われます。

 

考えてみれば当然っちゃ当然な話で、そもそも世の中毒と薬は紙一重な物質が多々あるわけですよ。

例えばカルシウムはとりすぎると腎機能に障害を与えますし、塩分や糖分もとり過ぎはダメってのは常識ですしね。

解毒魔法で毒物はともかくそれらまでまとめて消しとばしてしまったらそれはもう即死魔法ですからね。

 

ん?じゃあ塩分や糖分のとり過ぎは解毒魔法で治るのか?うーん…わからん。

尿道結石とかは治りそうだけど、結石になる勇者も股間に解毒魔法当てて治す僧侶も…嫌だなぁ。

 

ところでみなさんは選択毒性というものをご存知でしょうか?

これはとある生物には無毒ですが、別の生物には有毒として作用する毒性のことを言うのですが、有名どころではタマネギ。

 

タマネギに含まれる硫化アリルは人間は問題なく消化できますが、犬や猫には激毒です。

 

なんでこんなことを言い出すかと言うと、今回俺が話しているのはゲーム等の作品世界。

毒やその解毒方法がなんでもありなら毒を受ける側だってなんでもあり。

人間は当然のこと、エルフに獣人、悪魔に天使、コボルトデュラハン、ドライアド!

そんな彼らにある程度の共通点はあれど毒の作用も違いがあるはず!

 

獣人とかタマネギダメそうですし、実際そういう作品も珍しくはありません。

 

だがしかし!解毒魔法は種族を選ばない!

どんな種族もどんな毒も問答無用の一発解毒!

 

これは凄いことですよ!

解毒魔法には毒物の解析どころか種族すら超えて治せるとんでもないポテンシャルがある!

 

しかし、何がどの種族に対して毒なのかを考慮しないといけないとなると、異世界転生してもおちおち料理もできないですね。

現代社会においてもアレルギーとかで人によって食べられるものが違うことがあるのに、そこに生物としての違いまで考え出したらキリがない。

だからといって勇者一行が種族に分かれて食事する光景はギスギス感が凄いですし、気にせず食事ができるあたり酒場や宿屋のおっちゃんって凄いんだなぁ…。

 

 

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