常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第157回です。
ゲームに説明書が付かなくなって久しいですね。
ダウンロード販売とかあるので、物理の説明書を付けるわけにもいかないのですが、やはり少々物悲しいものがあります。
カパッとパッケージを開けても簡易的なアンケート程度のペラ紙数枚…うーん悲しい。
説明書の利点として見ながら操作できるのはデカいですよね。
説明書がなくなって久しい昨今はチュートリアルとして基本行動は初期にまとめて説明されるのですが、これがなかなかの曲者。
基本動作ならともかく、回避やガードといった中盤くらいから生きてくる操作をいざやろうとしても覚えてないのですよ。
そこでパッと操作確認をしようとしてもゲームによってはすぐに操作を確認できないものもあって、結果として説明書欲しい〜!ってなるんですよね。
それと説明書って資料集としての一面もあるじゃないですか?
今でこそキービジュアルそのままの3DCGが話し、笑い、泣き、飛んで走って大回転しますけれど、昔はそうじゃなかったわけですよ。
昔のゴルバットがこれです。
これはまぁ歴代最も凶悪と言われたブルーバージョンのゴルバットを、ヒマにかまけてマインクラフトでドット打ちした俺の力作なんですが、今のゴルバット…というかポケモンは当然みんな3DCG。
ゴルバットも忙しなく羽を羽ばたかせ、宙を舞う。
ですが昔はあのドット絵1枚からどんな風に飛ぶのか、攻撃し、やられるのかを想像するしかなかったわけです。
いや、あんな風にしっかり全体図の見られるドット絵があればまだマシで、潰れたドット絵やデフォルメされた絵、ジャギジャギのポリゴンから想像するしかない作品も多くありました。
もちろんそれはそれで味のあるものであったりはするのですがね。
そんな時に説明書。
パッケージ以外でキャラクターのキービジュアルが載ってるのって説明書ぐらいなんですよね。
作品のあらすじを冒頭に、巻末にキャラクターの設定とキービジュアルが一緒に載ってて、時にはパッケージには載ってないけど説明書には載ってるキャラクターなんかもいたりするわけです。
そこから得た情報をもとにこのキャラはどんな声で話し、どんな顔で笑い、泣くのだろう…?
ピコピコ手を動かすだけだったり、カクカク動くだけのポリゴンを見ながら、きっとこんな風に技を繰り出しているんだな!と脳内で情景を思い描いたものでした…。
きっと説明書が説明してるのはゲームの『遊び方』だけじゃなく『楽しみ方』もなんでしょうね。
うーん!やっぱり説明書が欲しい!!
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