汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第78回 ゲームデータ消失の悲劇!

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第78回です。

 

ティローン!テレテテテレテテテレッテーテレッテー!

テレッテーテレレテレッテーテレレテーテテー!(テレレテレッテ)

テレッテーテレレテッテテーテレテーレレー!(テレレテレッテ)

テレッテーテレレテーテテーテレテレッテーテレッテー!(ティルルルルル)

デェン!!

 

ドン!

 

0%  0%  0%

 

とか

 

 

デンデレデンデレデンデレデンデレデーデデン!

 

お気の毒ですが…

 

 

のようなゲームデータの消失。

 

ゲーマーの歴史はそれそのものがゲームデータ消失との戦いの歴史でもあります。

前者星のカービィスーパーデラックスはゲームの構造上のせいという物理的な要因でデータが消えやすく、後者のドラクエシリーズはデンデレデンデレ…が鳴り出す時はなんらかの理由でデータロードができなかった時に、それを消去してる最中に鳴る音なので、鳴ってる最中に電源切ってリセットすればワンチャン復帰できると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

 

カービィはまだいいんですよ。

 

あまりにもデータが消えやすいのに加えて、めちゃくちゃ売れて普及率が半端なかったので、データが消えることは半ば常識と化しており、データが消えなければ良し!消えていればサクッとクリアして格闘王までを出す!というコイントス感覚でした。

最悪メガトンパンチと刹那の見切りは最初からオープンされているので友達と遊ぶには困りませんし、仮に1人ややりたいモードが格闘王だとしても春風無視ダイナブレイドメタナイト洞窟宝全無視銀河タックパンチ連打マルクプラズマぶっぱで格闘王!

手こずるのは大彗星ノヴァのコアが逆回転始めた時くらいかなぁ…?

 

なのでよくゲームのトラウマでカービィのデータが消えた!っていってる人はエアプだと思ってます。

そのぐらいアレは消える。

 

しかしドラクエのような長編RPGとなるとそうはいきません。

ドラクエ6なんてそこまでの敵の強さ、倒したときの達成感、そしてデータ消失の恐怖からムドーがラスボスと言われるレベル。

以前エミュレーターで違法にドラクエ6をプレイしている人をYouTubeで見かけた時に、違法にプレイなんてダメだろ!という感情に勝るとも劣らない勢いで、データ消えないなんて羨ましい…と思ってしまったくらいです。

頼みの綱のリメイク版ドラクエ6が仲間にできるモンスタースライム系統限定に大幅スケールダウンという酷い出来だったこともあって、リメイク版なんかいらねぇから単純に移植してくれぇ…という気持ちを拭い去れません。

 

そんなゲーマーの歴史はセーブデータ消失との戦いの歴史…なんてのも今は昔。

 

というかメモリーカードセーブになった初代PSあたりからセーブデータ消失の話は鳴りを潜め、いつしかセーブデータ消失はバグによって引き起こされるものと変わり、今ではクラウド等のネットワークサービスを使うことでデータどころか本体が壊れても復元可能という進化を見せました。

 

この辺りSCPのNeutralizedやExplainedクラス感ありますね。

 

しかし、それでも完全根絶とはいかないゲームデータ消失。

むしろ滅多に起きないことがより起きたときの恐怖感を増大させており、それが大作ゲームやバグだった場合は一瞬にしてTwitterのトレンドを独占することも珍しくありません。

 

そしてその消失の一端を担う…担ってしまうのが

 

スリープ機能。

 

DSとPSPに搭載されたこの機能。

パタンと閉じたり、電源スイッチを軽く操作するだけでゲーム中の時間を止めてしまえるお手軽機能で、今ではPS4やSwitchにも搭載されてる素敵な機能。

PSP発売当初はセーブ中にスリープするとデータが壊れるゲームもあったりしたのですが、それについてはそんなことするな!ということで割愛。

 

このスリープ機能はとにかく便利。

戦闘中だろうがセーブ不可のダンジョンだろうがその場でストップ。

もうお母さんにご飯よ〜!とかお風呂入りなさーい!なんて言われても大丈夫!なのてすが、それと引き換えにある認識が書き換えられてしまいました。

 

こまめなセーブをしなくなっていませんか?

 

バグでもなければデータは消えず、セーブよりお手軽な中断方法によりプレイヤーのセーブに対する献身さは加速的に薄れました。

ストーリーの節目にゲーム側からセーブ画面に飛ばされてようやくセーブ。とか、セーブするにしても確率が低いものに挑戦するときのようなリセット前提でしかなかったり、最近はゲームオーバーでもすぐにやり直せたらすることから気づけば数時間、いや、数日単位でセーブしてない…なんてことも珍しくないのではないでしょうか?

 

そして、そんな時に奴等は牙を剥く。

我々の認識を書き換え、技術に屈したフリをして、いつかこの時をと目を光らせ、牙を尖らせ、爪を研ぎつつ待っていたのです。

 

それが電池切れや停電による電源オフ。

 

プツンと消えたら最後、戻されるのは現実世界で数日前のセーブ場所。

 

崩れる努力、失せるやる気。

やはりゲームデータ消失はSCP…。

 

さらにやってくれるのがゲームのアップデート。

Switchはよく知らないのですがPS4では基本的にゲームにおいてネットワーク機能を使えるゲームというのはアップデートがなされた最新版でないとダメなので、ネットワーク機能を使うor使う余地のあることが起きると事あるごとにアップデートの催促をしてきます。

そしてアップデートをするを選択したならば、問答無用でゲームを終了し、アップデートを始めます。

 

そう、問答無用で。

 

これにより丸一日メメントスに引きこもり速99その他ステータスもオール80超えヒートライザコンセントレイトメギドラオンの超魔法型アルセーヌがデータごとまるっと消失した時は絶望に打ちひしがれました…。

 

あぁ悲しみのデータ消失…!

 

今やってるポケモンは怖くてオートセーブがあるにもかかわらずちょくちょくレポートをかいています。

みんなもセーブデータ消失には気をつけて!