汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第67回 アークレゾナが終わってしまう

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第67回です。

 

アークレゾナというパズルソシャゲをリリース当初からやっていたのですが、先日年明けでのサービス終了が発表されました。

サービス開始からおよそ5ヶ月。

昨日今日で終了を決めるとは思えないので、およそ2週間〜1ヶ月前に決定したと考えると、およそワンクールでのサービス終了決定だったのでしょう。

 

俺としてはこの発表にはまぁ、こうなるだろうな…という思いがあります。

ツムツムとパズドラの中間のようなゲームで、炎(赤)・風(緑)・水(青)・地(黄)の4色が相関関係にあり、ありがちな闇と光が別枠相関関係なのでとりあえず光単色でゴリ押しみたいなのがなかったのは良かったです。

上記4色の他にピンクの回復駒があり、こちらはダメージなしで回復オンリー。

 

各キャラには初期スキル、レベルアップで覚えるスキルが2つあり、特定の状態以上無効のようなパッシブスキルもありますが、大半は特定の色を〇〇個消したら効果発動。ただし1ターン中の回数制限アリというのが主流。

 

その他スタンスというものもあり、これを付け替えることで新たなスキル、ステータスの補正、付けられる装備タイプが変更され、武器にもそれぞれスキルがあることから、同じキャラでも違う使い方ができて面白かった。

 

基本はシンプル、ハマれば奥が深いゲームかな?と当初は思っていたのだが、そのゲーム性に対して運営のやりたいことが大きく乖離しているように思えた。

 

イベントで実装されるステージの多くが実にギミックまみれだったのです。

 

麻痺にして動けなくなったり、特定の駒と巻き込まなければ消えない邪魔ブロック等キャラやスキルを制限するギミックがてんこ盛りで、爽快感のカケラもない。

また、このゲームはスタミナの概念がなく、何度も何度も何時間でも遊べるのですが、それを見越してかイベントミッションは特定のステージを何十回もクリアするというものばかり。

イベントの開催期間も非常に冗長で、ガチャでギミック突破できるキャラを引ければさっさとクリアしてやることがなくなり、引かなければそもそもやる気が起きない。

そのくせ期間が長い自覚があるのか、複数のイベントを同時開催することもあったのですが、新しいイベントも大体似たり寄ったりなので…お察しください。

 

極め付けは最新のイベント。

このイベントはステージクリアした時に確率でマルチバトルボスが出現。

大量のイベントポイントが稼げ、敵によってはそれが更なる高ポイントボスへの呼び水となり、更に更にマルチでプレイヤーがボスを倒した数により報酬配布というスタミナの概念がないゲームならではのイベントなのですが、何故かイベント開催中に別のマルチボスイベントを同時開催。

しかもこのボスはここでしか手に入らない武器をドロップし、しかも戦える期間は限定、前述のイベントとは関係ないのでイベントポイントも呼び水にもならないと利害を食い合う謎イベント。

以前からまるで更新されない本編ストーリーをして、もしかして…と思っていた俺もここでサービス終了だな。と確信を持つに至りました。

 

その後の結果はご覧の通り。

 

以前バランスブレイカーについて書いた際に触れたのですが

https://ken-6-en.hatenablog.com/entry/2019/11/01/161914

リンというキャラの実装も物議を醸しました。

 

このリンというキャラはスキルがとにかくぶっ壊れており、このキャラを育てると貰える武器も合わせると青駒を消すと赤、緑を青に変えて、自身の攻撃力もアップし、更に自身のスキルで攻撃力アップにブーストがかかるという恐ろしいキャラ。

青を消せば消すほど盤面が良くなり、攻撃力が他のキャラより過分に上がると至れり尽くせり。

しかも何故か色変え効果には回数制限がなく、フレンドもリンにしてしまえば高火力で盤面調整をした後にフレンドのリンがそれを引き継いで更に大ダメージ!なんてことも可能。

あまりの高火力っぷりに相性の関係は崩壊し、とりあえずリンで殴ってダメならパーティ考える。ということが1番楽。

お誂え向きにスタミナの概念がないのでリトライに制限はないですしね。

 

かくいう自分もリンを引き当て意気揚々と使ってみたのですが、あまりの高性能っぷりに流石に困惑。

引いて有効活用したものの、これはさすがにひどい、ナーフすべきだと思いました。

 

こんな感じでやれることに運営のやりたいことが全く沿わなかったことがアークレゾナに人気が出なかった原因だと思いました。

 

 

あとこれはアークレゾナに限った話ではないのですが、アークレゾナリリース当初にとある箱のVtuberがこぞってプレイするということがありました。

まぁプロモーションの依頼なんて良くあることなのでそれはいいのですが、当然のことながら一回プレイしたらそれっきり、後はTwitterでも触れずにおしまい。

こういうプロモーション多くないですか?最近。

 

どうせならストーリー第一章はクリアしてくれとか、もう開き直って案件です!ってぶち上げてくれたらいいのに、初回1時間くらいやって後は全くっていうのは内容関係なくクソゲー臭が凄いイメージを与えそうで逆効果だと常々思っているのですが…。

各ソシャゲ運営さんはもうちょっと自社製品を愛してあげて欲しいですよね。