常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第63回です。
松坂桃李さんがデュエルリンクスにのめり込み、嵐の二宮さんがパズドラのヘビープレイヤーである昨今、趣味はゲームも昔ほど偏見は受けなくなりました。
しかし、それはゲームという大枠がある程度スタンダードになっただけで、理解が得られたわけではありません。
何が言いたいかと言いますと…
ゲームで一括りにされてジャンルまで浸透してないよね!!!
ゲームやらない人からよく言われるのが、キミゲームが好きなら〇〇くんとも話し合うんじゃない?ということ。
言いたいことはよくわかる。非常にわかる。
ゲームという門をくぐらない人には門の内側が全て同じに見えてしまう
そして我々もゲームという門のことしか話さないし、その内側を説明することはないから。
先程の話の例に挙げた〇〇くん。
彼とは確かに仲が良い。
月に一度はボウリングで骨肉の争いを繰り広げるほどには仲良しだ。
しかしゲームの話はほとんどしない。
何故ならば、彼のメインジャンルはFPS、オンラインで見知らぬ人ともやりあうプレイヤーなのに対し、俺のほうはメインジャンルはRPG、オンラインゲームはほぼやらず、やってもスカイプやディスコードを繋いで仲間内とだけだ。
両極端、真逆と言って良いくらいに違うのだからゲームの話もあまりしない。
俺の話を相手がわからないし、相手の話をわかってあげられない、それを互いに理解しているからだ。
にもかかわらず話が合うだろ?と決め付けるのは、野球が好きならボクシング好きの彼とも話が合うだろうと言っているようなものである。
同じゲームという門をくぐり、根を張り身を窶していても、茎の長さや葉の広げ方、咲く花や実った果実は別物なのだ。
もちろんそれはゲームが好きとしか言わないこちらにもたっぷり原因があるわけだし、だからといってジャンルを詳しく話して伝わるほどにはまだまだ世間の理解は得られていない。
故にゲーマーはゲームが好きです!という人を見ると心の中で
(ほう…。『入門』してきたか…。)
とロックオン。
好きなジャンルが同じことを聞き出せば
(同じタイプのゲーマーということか…!)
と喜び、そのくせいざ仲良くなろうと思うと
(バ…バカな!?動けん!?)
と己の陰キャっぷりを日々嘆いているのだ。
とはいえゲームのジャンルの説明のし辛さは音楽並みに難しい。
RPGくらいはわかってもらえるが、これも本来ならロールプレイ、キャラになりきる、役割を演じるゲームなので、主人公に確固たる意志のあるFFとかは厳密には違うんじゃないか?みたいな論調もあるらしい。
FPS、TPSはまずわかってもらえないし、銃とかでバンバン撃つやつというのはわかってもらえても、FとTの違いは理解を得られないことが多い。
説明しても一緒じゃん?と切って捨てられることの多さよ…。
こちらからすれば球技だから一緒じゃん!とゴルフとセパタクローを一緒にするくらいの暴論なのに!
ゲーマー間でも解釈分かれがちなのがTRPG。
ちょっと前までTRPGといえばスパロボやディスガイアのようなマス目を移動するシミュレーションRPGだったが、最近ではYouTube等の配信もありTRPGはテーブルトークRPGと読まれるのが主流だ。
一度やってみたいんだよなぁTRPG。
かと思えばテイルズのようにジャンル名が1つのネタになっていることもあり、ジャンルの説明は混迷を極める一方です。
だから俺たちは今日も言うのだ。
ゲームが好きです。