汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第20回 ゲームのサントラっていいよね

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第20回です。

 

サウンドトラック、縮めてサントラ。

いいよね。

昔からアニメやゲームのファングッズとしてはメジャーで、最近ではドラマや映画のサントラもグッズとしては良くあるものになりましたし、レンタルショップでもサントラだけでワンコーナー作ってあることも珍しくはなくなりました。

それに伴って作曲者がフィーチャーされる場面も増え、アニメの新番組情報にBGMの作曲者が名を連ねることも多くなり、そこのところは嬉しい限りですね。

一方でメジャーになってきたのはまだまだ最近なので、ちょっと年代を遡ると絶版になってたり、iTunes等の配信サービスにも対応してなかったりでプレミア価格のサントラもちらほら。

アーカイブ配信等でゲームやアニメ自体はいつでも安価に手に入るのに、サントラだけはめちゃくちゃお高い!なんて作品もあります。

 

アイテムとしてメジャーになったことからか、アニメの円盤特典、ゲームの初回限定特典に選ばれることも多く、後から作品を知った場合は手に入れることが絶望的なものも…

 

そんなサウンドトラックですが、俺はこれが大好きです。

あの名シーンを彩る曲を何度も聞いたり、激しい戦闘でじっくり聴く余裕のない戦闘BGMを聴いたり…親のBGMより聞いたぜ!っていうゲーム起動時のスタート画面の曲でも通して聴くと新しい発見があったりします。だいたいボタン連打で頭くらいしか聴かないしね。

 

作曲者の癖が思い切り出るタイプの曲探しなんかも楽しくて有名どころだと名探偵コナンのメインテーマと太陽にほえろのメインテーマの作曲者が一緒だったり、サクラ大戦シリーズとプリンセスコネクトのオープニングみたいに「このトランペットの感じは!!」と開始1秒で存在感がバリバリな方も。

澤野弘之さん(ガンダムUCキルラキル等の作曲者)は以前インタビューでなんでも壮大にしがちと語っており、いろんな作品でフルオーケストラ調でコーラスガンガンの曲を作っていたりします。

 

さて、ここまで書いておいて一度みなさんには今回のタイトルを思い出してほしい。

ゲームのサントラっていいよね

そう、ゲームの!なのである。

 

アニメ、映画、ドラマこれらのサントラとゲームのサントラの違いそれは!

ゲームのBGMは基本的にループ再生することを前提として作曲されていること!

 

手に汗握る戦闘シーンでBGMがループせずに流れきったところでブツっと切れ、無音になり、また頭から流れ出したら気が抜けるだろう。

というかゲーマーという生き物はいきなりBGMが切れる=ヤバい展開、ホラー展開と遺伝子に刷り込まれているのでBGMさんには是が非でもループしてもらわねば困るのだ!

大事な大事な告白シーンでBGMが止まった時には、次の瞬間ヒロインがおぞましい化け物に変貌するんじゃないかと気が気じゃなくなるものなのだ!

ちなみに俺は

 

目が覚めるとワシは(BGMピタッ)

魔王ムドーになっておったのじゃ!(テーンテッテッテーン!!)

 

がトラウマになるくらいBGM止まるのが苦手だ。

 

そういうわけでゲームのサントラはループが基本。

通勤や作業中のお供にピッタリだ。

オススメで言えばアクション、RPGものは戦闘曲などじっくり聴けない曲が多いのでオススメ。

ペルソナシリーズはその多くがボーカル曲ということもあって聴き応えがあるよね。

テイルズシリーズは伝統的にオープニングテーマのオーケストラアレンジがラストで流れるのでその2つを聴き比べるのも楽しい。

ポケモンシリーズは多数のリメイクを通してゲームボーイで作られた曲が最新のバージョンでどんなアレンジをされているのか聴いてみるのが楽しいね。

特にポケモンワールドトーナメントという作中のトーナメントで使用された曲は初代のオープニングのアレンジなので往年のファンにはたまらないだろう。

 

変わりどころで言えばメタルギアライジングのサントラはすごい。

作中において使用される楽曲はそのほとんどがボーカル曲。なのだが!

ボス戦で使われる曲は序盤ではAメロがループし、ボスの体力が減ってくるとBメロがループ、そして体力が後わずかになるとサビ部分がループするという異色の仕様。

サントラには丸々1曲通して収録してあるので、ループされているのを聞きたければゲームをプレイするしかないというのが毛色の違い。

どれもカッコいいのでこちらはサントラというよりは純粋に1枚のアルバムとしてオススメしたい一品だ。

サントラの話からは少し逸れるが、アニメがゲーム化した時にアニメで使われた曲がアレンジされてBGMとして使われるのもよくある。

 

世紀末格ゲーとして名高いアークの北斗の拳ではクリスタルキングの愛を取り戻せ!をBGMアレンジしているが、強すぎる氏のシャウトを抑えて上手く親和したBGMは通称テーレッテーとして一撃必殺技の代名詞として有名だ。

 

アレンジと言えば忘れてはならないのがスーパーロボット大戦シリーズは欠かせない。

特にスーパーロボット大戦MXのアレンジは素晴らしかった。

夢色チェイサーのボーカル部分をトランペットなど金管バリバリでアレンジしており、まるで甲子園の応援歌のような仕上がりになっておりただ聴くだけでもテンションが上がる。

アレをバックに放つ超高威力のツインレーザーソードで敵を叩き切るのはたまらないよなぁ!命運尽きたな…滅びされ!覚悟ぉぉ!!

イカンフーのBGM 勝利のマシンロボ も熱かった!

俺もぶちかましてぇなぁ…ゴットハンドスマッシュ!成敗!

 

しかし、最近のスパロボは原曲収録を売りにしてるところがあり、そのせいか主題歌がBGMとして採用されがちであり、アレンジBGMも主題歌のアレンジが採用されることが多い。

その割を食ったのがGガンダムで、穏やかな曲からどえらい目つきの悪いドモンが敵をぶちのめすのは実に違和感…。

 

長々と語ってきて最後は話が明後日の方向にカッ飛んだが、とにかくゲームのサントラが好きなのだ!

だからiTunesで配信されてないものをもっと配信してください!

ワイルドアームズとか!ディスガイアとか!

よろしくお願いします!!